2011年6月16日木曜日

99歳の詩人

 今晩のNHKで見ましたが、素晴らしい、勇気を貰いました。ありがとうございます。

『くじけないで』の柴田トヨさんが「被災者の皆様に」詩作
2011.3.17 14:32
柴田トヨさん(飛鳥新社提供)

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柴田トヨさん(飛鳥新社提供)

 処女詩集『くじけないで』が150万部のベストセラーとなっている詩人、柴田トヨさん(99)から17日、産経新聞社に、東日本大震災の被災者に向けた詩「被災者の皆様に」が届いた。トヨさんは詩集の印税から100万円を寄付したいと話している。

 1人暮らしのトヨさんが住む宇都宮市も震災当日は震度6強の地震に見舞われた。家財が散乱するなどしたが、トヨさんは入浴で看護師と一緒だったため、無事だったという。

あなたに 1
      出来ないからって
      いじけていてはダメ
      私だって  九十六年間
      出来なかった事は
      山ほどある
      父母への孝行
      子供の教育
      数々の習いごと
  
      でも 努力はしたのよ
      精いっぱい
      ねえ それが
      大事じゃないかしら
      さあ 立ちあがって
      何かをつかむのよ
      悔いを
      残さないために

 くじけないで
       ねえ  不幸だなんて
       溜息をつかないで
       陽射しやそよ風は
       えこひいきしない
       夢は
       平等に見られるのよ
       私  辛いことが
       あったけれど
       生きていてよかった
        あなたもくじけずに

九十六歳の私
       柴田さん
       なにを考えているの?
       ヘルパーさんに
       聞かれて
       困ってしまいました
       今の世の中
       間違っている
       正さなければ
       そう思って
       いたからです
        でも結句溜息をついて
       笑うだけでした

秘密
     私ね  死にたいって
    思ったことが
    何度もあったの
    でも  詩を作り始めて
    多くの人に励まされ
    今はもう
    泣きごとは言わない
    九十八歳でも
    恋はするのよ
    夢だってみるの
    雲にだって乗りたいわ

震災地のあなたに、


最愛の人を失い

大切なものを流され

あなたの悲しみは

計り知れません


でも、生きていれば

きっといい事があります


お願いです

あなたの心だけは

流されないで


不幸の津波には

負けないで


被災者の皆様に

 あぁ なんという

 ことでしょう

 テレビを見ながら

 唯(ただ) 手をあわすばかりです

 

 皆様の心の中は

 今も余震がきて

 傷痕(きずあと)がさらに

 深くなっていると思います

 その傷痕に

 薬を塗ってあげたい

 人間誰しもの気持ちです

 私もできることは

 ないだろうか? 考えます

 もうすぐ百歳になる私

 天国に行く日も

 近いでしょう

 その時は 日射(ひざ)しとなり

 そよ風になって

 皆様を応援します

 

 これから 辛い日々が

 続くでしょうが

 朝はかならず やってきます

 くじけないで!

2011年6月11日土曜日

 今日、大震災後、久しぶりに伊達市で放射能で話題に成っている地域の霊山児童館へ、子供将棋のボランテイア指導(共に楽しく遊ぶ)に行きました。30人位のお母さんと一緒の0歳児、幼稚園児から中高生の子供達が、バスケットボール、トランプ、ゲーム等で楽しく遊んでました。 

 館長の話ですと、毎日、児童館屋外の放射線濃度を測定してるそうで、今日は2.0マイクロシーベルとだったそうです。以前は屋外で楽しく遊んでましたが、今は屋内でしか遊べません。
殆ど子供が集まっていないのではと心配してましたが、逆に屋外で遊べない為、昨年設立された綺麗な環境の室内で遊べる本館は子供の隠れた人気スポットと成ってました。

霊山児童館
所   在  伊達市霊山町掛田字高ノ上10番地3(掛田小学校 南側)
 電話番号  024-586-3622



保護者の皆さまへ  「将棋の特性が、子ども達の健全育成
にとても役立っている」 と提唱する安次嶺教諭のお話を紹介します!


「今、なぜ将棋が注目されるのでしょう?」
一人一人の能力を育成する、伸ばすことだけに必死になっていた教育界にも、「いやそれだけではだめだ、自分が獲得したものを上手に人に伝え、教える=“教え合うこと”こそ学
校教育の持つ本質だ」と原点に返っての出発が提唱されています。 そこで、この81マスの小さな盤面に広がる「将棋の小宇宙」に注目が集まってきているのでしょう。「考えることをしなくなった現代」に警笛を鳴らし、必死に一つのことに取り組む姿勢を養う。そして、考える姿から学び、伝え合う力、教え合う素晴らしさを実体験できる将棋が今ブームになっています。将棋の実体験で、「負けを認めて前に進む勇気」を今の子ども達に育みたいと思っています。

「3つの礼」

将棋には3つの礼があります。初めの礼は「お願いします」の礼、次は、投了の「負けました」でお互い行う礼。そして、駒を一つの箱にしまった後で言う「ありがとうございました」の礼。

将棋は、対局した駒達が一つの箱にお互いが一緒になりしまわれます。これも日本の美学、まさに伝統文化です。将棋をすることで、お互いを認め合い、切磋琢磨することで精神的にも成長していくことができます。

『号泣のあの子』

それは、2回戦が終了した時でした。一人の子が号泣しています。初戦に続きまたもや負けてしまったのでした。あきらかに自分の負けに対する不甲斐なさのため、悔し涙が流れている顔でした。近づいてみる

と大きな瞳に一杯涙をためて私に訴えるような表情で助けを求めているのでした。私は「将棋は負ければ負けるほど強くなるゲームなんだよ」「君は偉いね! きっと強くなるよ!」と慰めの言葉をかけたのです。すると、隣の子がすかさず「そうだ、そうだよ! 俺も2連敗やで〜大丈夫! 大丈夫!」と独特の関西弁で慰めてくれたのでした

するとその子は少し安心したように、胸の対戦カードに判子を押してもらい、次の対戦を決めるために立ち上がったのです。私は後ろからその姿を追い、スタッフのお姉さんの列に並ばせたのです。するとそのスタッフは、「大丈夫よ! 次はがんばってね!」と励ましの言葉をかけてくれたのです。私はその子の頭をなでてその場を立ち去り、高学年部門へ向かいました。

3回戦が終わった後、あの子のことが気になり、もう一度低学年部門のフロアに戻ろうとした時でした。「ぼく勝ちました」とあの子が笑顔で話しかけてきたのでした。「それはよかったね」と言った後ろには、その子の両親が笑顔でお辞儀をしている姿がありました。 関係者の心配り、スタッフの一言、友達の一言、両親の見守り、などがこの大会の『将棋で「ココロ」を育てたい。』というメッセージになっているのです。

「無言の伝え合い」

将棋は、常に最善手を模索し合う競技と言い換えることもできるかもしれません。一つの勝ちという目標を対局者二人が模索し合う中で相手との阿吽の呼吸、無意識の伝え合いがなされていることは、実は相手に勝つのではなく、自分の心に克つのだということがわかってきます。まさに将棋は無言の伝え合い、学び合いなのでしょう。 きっと、あの涙はその子にとって大きな心の成長になったのだと思いました。

2011年6月10日金曜日


リ-ダー、トップの後継者への心構え
重大、重要な時こそ、しっかりと明日を見つめたポリシーが問われる。
下記、面白い文章を見つけました。

大前研一
3月11日の震災発生以降、地獄の苦しみを味わった当事者だからこそ
 伝えられること、それをまとめ上げることです
。それが出来なければ、
 菅総理は逃走者として歴史に汚名を残すだけになってしまうでしょう。

 その際、「菅総理の判断が正しかったのか?」という点は重要では
 ありません。今後誰が引き継ぐにしても、誰ひとりとして菅総理ほど
 「地獄のような修羅場」の経験はないのです。


 歴史的な危機に直面した一人のリーダーとして、何に悩み、何を考え、
 どんな教訓を得たのか、それを全て書き出して次の人へ伝えていくべき
 だと思います。これは菅総理にしかできないことです。


 それを踏まえた上で、自分ができなかったことで次の人へ期待すること、
 すなわち仕掛り事項を整理して明確に伝えるべきでしょう
。可能ならば、
 誰に引き継いでもらいたいかという点も明確にしてほしいところです。

2011年6月7日火曜日

 今回の大震災で、人間とは何か?、生きてることとは何か?宇宙、地球、自然、日本、多くのことを考えさせられるが、前回、前々回のブログでも取り上げたが、多くの人々はブータン国の国家ポリシーの転換に注目してる。

下記は最近見つけた文章です。


ソニーでCDや犬型ロボット「AIBO」の開発な

どに携わってきた天外伺朗氏。(ホロトロピック・ネットワーク主宰)

    遺伝子工学の世界的権威である村上和雄氏と、今回の震災について思うこと、そして復興へのビジョンの対談。

 
   「GDP(国民総生産)からGNH(国民総幸福量)へ」

僕は、今回の震災が百年後に振り返った時、
あれをきっかけに日本は大きく変わったという
ターニングポイントになると思っています。


戦後六十六年、街中ギンギンぎらぎら無駄に明るくして
一所懸命GDP(国内総生産)を上げてきたわけです。

でもいまのように節電し、物を捨てず、
無駄なことをしなければGDPは下がります。これから日本は好むと好まざるにかかわらず、
そういう方向に向かうのではないかなと。
 いままで日本は国家の位置づけとして
 「GDP世界二位」と言い続けてきましたが、
 もうそういう時代は終わって、


 これはブータンの国王が言い始めたことですが、
 「GNH」、つまり 「グロス・ナショナル・ハピネス(国民総幸福量)」


 日本人はもともといい社会を築いていたんですよ。
 問題は、おっしゃるとおり
 自分たちの国が素晴らしいことに気づいていないこと


 だからこの前出した本に、
 各国でわざとお金が入った財布を落として、
 戻ってくる確率を測定してみたらいいんじゃないかと(笑)、
 「PAH(People's Average Honesty)」とでも名づけて、 格付けしたらどうかと書きました。


 また、こういう災害があると
 バッとボランティアが駆けつけますしね。
 神戸の大震災の時は、まだやる気だけで
 何をやっていいか分からない傾向があったけど、

 今回は的確に行動する若者たちが多かったですね。
 交通も途絶え、宿泊所も食料もない時に、
 自分たちでテントと食料を持って、駆けつけてきたと。


 僕も何人か会いましたが、みんな爽やかなのね。
 

 僕らの年頃は、「俺はボランティアやっているんだ」という

 感じになるんだけれど(笑)、

 若い連中はものすごく爽やかにやっている。


 一部のおじさんおばさんたちから見ると、
 覇気がないとか草食系とか言われるけれども、


 彼らはすでにGDPからGNHに価値観をシフトさせている。


 我々の世代よりもむしろ、
 人間としての本質に目覚めていると感じます。
 だから、日本はこれからどんどん
 よくなっていくはずだと思っています。

2011年6月6日月曜日

福島県の復興への施策(素晴らしい)

今朝の福島民報朝刊の一面記事の
「被災製造業の生産代行」を読みました。
素晴らしい県の復興支援と感心させられました。

 復興の課題は迅速が第一と思います。
又、実行は利害関係がどうしても妨げと成りがちですが、

三方善をどのように実現するかが、永続する実行の基本だと思います。

今回の三方とは:自分(被災企業)、相手(代行企業)第三者(仲介支援の福島県)と考えられます。


 迅速を実行するには、既存の有形、無形の資産を活用することが投資額の削減、時間の短縮等が図られます。

今回の三方善は:被災企業は再建までの、客との信用継続確保、
再稼働までの時間の余裕、投資額削減。代行企業は売上向上、
新たな技術の創造。福島県は復興投資額、その他の投資資産の
削減。他に三方は大きなメリット(善)が多く有ると予測されます。

この生産代行のアイデアを上手く実現するには、県産業振興センターの役割は重要で、三方間の情報、協力、連携、応募、登録、公募、委託をどのように明確に運用するシステムの構築が必須と思います。

 先日、伊達市保原地域青少年育成推進協議会会合に地区推進委員の立場で始めて参加しましたが、日本には世界に例を見ない既存地域組織が充実してることを改めて再確認しました。

 本会の目的達成には家庭、学校、地域、関係機関が一体で組織化され、役割分担、推進が必要ですが、新たに組織化するのではなく、既存のPTA,育成会、町内会、学校側、民生委員、他の関係組織を如何に有機的に結び付け、運営するかであります。


 今回の県の生産代行は既存組織(各企業、商工会、他)
を大いに活用しようとしている。又、県内にはそれらの素晴らしい組織が現存してる。自信、勇気を持って、必ずや実現出来ると大いに期待します。


 今回の避難者支援ボランテイア活動で強く感じたのは
この、日本の素晴らしい既存組織を殆ど有効に活用されて
ないことです。


 今回の県の生産代行は被災企業の復興に的を絞り既存組織(企業、他)の活用、それらの関係をスムーズに取り持つ県の関与、存在の構図が素晴らしい。

 復興にはいろいろな方面が有ると思いますが、それをタイムリーに的を絞り、今回のように提言するかが必要ですが、多くの人は保身の立場で提言を行いません。

2011年6月4日土曜日



 3月11日の大震災後、日本人、世界の人々は自分の生き方を見つめ直している。今日の下記テレビ番組で生き方のヒントを得た。

 ブータンで、「エコ(自然)を守ることが、どうして幸せに繋がるか?」の質問にブータンの女性の返答は「何も難しく考える必要はない。苦しい時、楽しい時、野の花、鳥の囀りは自分を慰め、勇気を与えてくれる。人間は自然の一部で有り、自然無しでは生きていけない」、「貴方は幸せか?」の質問の返答は「家族が元気で、何でも話せる仲の良い家族が居るので幸せです」、首相の返答は「喜びと幸せは違う、喜びは身体的なもので、瞬間だが、幸せは家族、子孫等、永続的なものだ」
キューバ、オーストリア、小笠原諸島も紹介されていたが、自然との共生、家族、地域、社会との絆が幸せを感じることが出来る。真剣に自己の毎日の生活を問いただす必要が有る。

特別番組

6月3日(金) 午後9:00~11:24
本当のエコを考える地球旅行 ~明日へのチカラ~
相葉雅紀が見た、感じた、これからの生き方

番組概要

 地球のあらゆる生命の共生を考えることがエコロジーの本質…。しかしそれは簡単なことではありません。日本人は、これから、どのような思いで、どのように生きていけばよいのでしょうか? 私たちは、世界に目を向けて、そのヒントを探します。
 世界各地に飛んだ「旅人」たちが、見て、触れて、感じたこと。ここに全く新しい「これからの生き方」があるのです!

出演者

番組MC: 相葉雅紀(嵐) 上田晋也(くりぃむしちゅー)
「旅人」: 多部未華子 高田延彦 和希沙也 加藤晴彦 道端アンジェリカ
キャンペーンパーソナリティ: 濱田龍臣                       ほか

見どころ、VTR項目

(1)世界一幸せな王国!ブータン
 経済大国への成長よりも、自然との共生を選んだ小国・ブータン。独自の指標「シアワセ度数」によると国民の97%が幸せと答える、心豊かな暮らしを重んじる王国です。 その「幸福感」を体感すべく、番組の進行役を務める相葉雅紀が「旅人」として現地を訪れます。

(2)徹底したリサイクル精神!驚異のエコ国家・キューバ
 カリブ海にあるキューバは、世界に先駆けて「エコ」を謳った国。徹底したリサイクルを行い、さらに有機農法も世界トップレベル。実はこの“国を挙げてのエコ”は、ある危機的状況がキッカケでした。旅人・多部未華子が「エコ」への強い信念と、人々の生活に迫ります。

(3)ecoでヨーロッパ1美しい村に…オーストリア
 欧州トップクラスのエコ国家・オーストリアに、「ヨーロッパ1美しい村」という称号を持つ「レッヒ」という土地があります。アルプスの山々に囲まれたこの自然を守るため、様々な工夫を施し、一方で観光地としても名高い村。旅人・加藤晴彦&道端アンジェリカが、自然を守り、共生する人々に出会い、近代都市と自然との融合を目の当たりにします。

(4)「日本の秘宝」…小笠原諸島を守る男の挑戦!
 東京から南におよそ1000km離れた小笠原諸島。近年は外来種によって生態系が崩れ、島の固有種に絶滅の危機が忍び寄っています。その小笠原を旅人・高田延彦&和希沙也が訪れ、外来種と闘う人々と出会います。さらに、アホウドリの繁殖に力を注ぐ人々も紹介。“なぜ生態系を守るのか”…彼らの熱い想いを探ります。

2011年6月2日木曜日


 今晩のNHKクローズアップ現代は震災時のパニック状況下でなお且つ、他を思いやる日本人の態度、行動の遠因のヒントが有った。

 欧米諸外国は生きがいは自己実現、等の哲学的観点から語られて来たが、日本は家族、地域社会との絆が生きる源泉と成っている。これは、島国から来る、他を意識しないと生きていけない環境下の日本人の特有な風土で、「菊と刀」の恥の文化、村八分、等の基本思想で有るが、神と対峙する欧米諸国に対する、自然との共生の日本、アジア思想。

 国家レベル、県、市町村が行政的に幸福を実現するには、客観的な数値化が必要なのか知れないが、幸福感とは客観化出来ない個人的なものだが、取り組み、考え方としては一考に値する。


国民総幸福量Gross National Happiness, GNH)は、1972年に、ブータンジグミ・シンゲ・ワンチュクが提唱した「国民全体の幸福度」を示す“尺度”である。国民総生産 (Gross National Product, GNP) で示されるような、金銭的・物質的豊かさを目指すのではなく、精神的な豊かさ、つまり幸福を目指すべきだとする考えから生まれたものである。現在、ブータン政府は国民総幸福量の増加を政策の中心としている。政府が具体的な政策を実施し、その成果を客観的に判断するための基準にするのが主な用途で、1990年代からの急速な国際化に伴って、ブータンで当たり前であった価値観を改めてシステム化する必要があったという。

2007年に初めて行われたブータン政府による国政調査では「あなたは今幸せか」という問いに対し9割が「幸福」と回答した[要出典]


GHQ(荒川区民総幸福度)の向上を目指して



2011年 6月 2日(木)放送
ジャンル政治 話題・ブーム

幸せのモノサシ

 ~指標づくりの模索~

(NO.3050)

内容紹介

 
 

幸せ…とらえどころのない、人類の永遠のテーマ。この幸せというのは、どうやって測るのか?…今、世界各国で、国民の“幸福度”を測る新しい指標づくりが進んでいる。背景にあるのは、これまで社会の豊かさを測る基準とされてきたGDPなど経済指標の行き詰まり。所得上昇と幸せが結びつかない(幸福の逆説)、地球環境などの持続可能性がない(成長の限界)などが明らかになり、社会の進歩を何で測っていくのかが改めて問われているのだ。日本でも内閣府が、経済学者・社会学者・心理学者の意見を集約し、幸福度指標の原案を示す計画だ。一方、自治体や企業の中には、経済成長や所得上昇など金銭の豊かさでない、新たな幸福論を掲げて既存のあり方を見直そうとするところも出てきている。何故今、幸せを測る必要があるのか?一体、これからの日本の「幸せ」とはどんなものなのか?これから私たちがめざす社会のあり方・人々の生き方を、指標という側面から考える。

出演者

  • 糸井 重里さん