2011年9月1日木曜日

映画『ライフ -いのちをつなぐ物語-』の全て


 「ディープ・ブルー」「アース」の英BBC製作によるネイチャードキュメンタリー。撮影日数3000日、総製作費35億円を投じ、地球の全大陸、陸・海・空に住む多種多様の生物がそれぞれの命をつないでいく様子を、最新のカメラシステムを用いて動物と同じ目線で撮影。生態の細部や決定的な瞬間をとらえた。2011年に設立50周年を迎えたWWFが製作協力。日本語吹き替え版は松本幸四郎、松たか子が親子共演でナレーションを担当し、人気バンド「Mr.Children」が主題歌を提供した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 妻とシネマックスちはら台で観た。先にオーシャンズを観たが、スケールの大きさには負けるが、カメラアングルが迫力が有り、シャッターチャンスを待つのに、相当な時間が掛ったと、予測出来る描写だった。

 テレビの予告篇CMで殆どの場面を観ていたので、余り大きな感動が無かった。宣伝は如何にあるべきかを、考えさせられた。又、忠実な描写のみの映像では、現場音、バック音楽が重要で有るが、安易に作成されてる感が有り、感動を与えない。人気スターのナレーションだが、シナオリが悪く、耳障りな印象で有る。詩歌のような端的なシンプルな解説が欲しかった。いのちをつなぐのテーマは発散場面が多く、後付けの感じが否めなかった。

 最近の映画の音楽で、強く印象に残ったのは「黒い雨」武満徹、
先日の「神様のカルテ」辻井伸行は素晴らしかった。

 テーマーを良く吟味して、シナリオ作成、ドキュメンタリー映像をどの様に編集して演出表現するかは、かなり難しそうで、通常の役者表現の物語映画とは異なる世界のようだ。

 


0 件のコメント:

コメントを投稿