2011年3月31日木曜日

3月31日(木)千葉市 晴 気温15℃

給油状況
 昨日、保原の友人と電話で話したが、未だガソリン、灯油は潤沢に供給されていない。スタンドは行列状態だそうだ。千葉宅の近くのセルフでガソリン補給したが149円/Lだった。保原に比べ20円弱安い。
何れ保原も値下がりを期待したいが、何時の事やら。


放射能影響
 東京電力の福島第一原発事故で、福島県は30日、避難指示の半径20キロ圏内を原子力災害対策特別措置法に基づく立ち入り禁止の「警戒区域」として設定するよう国に求めた。要請を受けて枝野幸男官房長官は同日午後の記者会見で、「警戒区域」設定を検討する考えを示した。住民に一時帰宅の動きがあり被ばくする恐れがあるための対応。指定されれば罰則規定が生じる。県の要請を受け、国の原子力災害現地対策本部は、20キロ圏内での綿密な放射能濃度測定調査を開始した。結果を基に、政府は数日中に是非を判断する見通しだ。
 
 [東京 31日 ロイター] 国際原子力機関(IAEA)は30日、事故を起こした福島第1原子力発電所から40キロの村で、避難基準を超える放射性物質が観測されたことを明らかにした。同原発では30日、近くの海水からこれまでで最も高い濃度の放射性物質が検出された。枝野幸男官房長官は31日午前、同原発から40キロメートル離れた福島県飯館村の土壌からIAEAの避難基準値を超える放射性物質が観測されたことについて、長期にわたって健康被害をおよぼすような可能性が生じた場合には、退避措置を検討する考えを明らかにした。

沈静化の先行きが見えない現状、風評を含めて飲料水、野菜他、多方面に渡り、被害が増大してる。

 下記のブログは放射能の人体に対する影響説明で非常に分かりやすい。中川恵一氏はNHKテレビでよく登場してる方です。http://tnakagawa.exblog.jp/
「東京大学医学部附属病院放射線科の中川恵一です。
東北関東大震災の被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
現在、東大病院で放射線治療を担当するチームの責任者をしており、医師の他、原子力工学、理論物理、医学物理の専門家がスクラムを組んで、今回の福島第一原発事故に関して正しい医学的知識を提供していきます。」

被災復興支援ボランテイア活動
 保原町で衣料品販売店の先輩から連絡が有った。「福島あづま総合公園体育館に避難している南相馬1300人に、肌着2000枚を差し入れて来ました。大変喜ばれました。」
 
 伊達市社会福祉協議会から、私が千葉宅にきてから2度電話が有り、ボランテイアの応援要請が有り、保原の友人を紹介した。担当者は4月1日の人事移動で別部門に行くと話してた。伊達市役所は人事移動を5月1日に延期したと言ってた。このような非常時には状況を継続対応する担当者の固定化が必要で、福島県庁職員、近くの教育センター職員にも強く要望してたが、福祉協議会の対応は不満で有る。
私の東京の友人のソフト開発会社は会社規模からしては多額の100万円の義援金を応募した。

計画停電
近くのモノレールの時刻表には当面、休日運転時刻表で運転するの張り紙があった。
JR駅はエスカレーター運転中止の張り紙、エレベーターは体の不自由な方を考慮して運転してた。
駅構内はレイアウト変更の工事が多く有った。東北新幹線の全面運行は4月末の掲示が有った。



友人との再会
 昨日、東京で2人の友人と再会した。一人は一緒に昼食を共にしたが、中国へ進出してる会社の経営者で、今回の震災で、今後の会社経営を憂慮してた。もう一人は南京時代の大手商社マンで、現役で活躍してるが、昨年末急遽、帰国し闘病生活をしてる。病気の容態、南京時代の思い出話し、原発事故等で歓談した。早期の回復を祈るばかりだ。


2011年3月29日火曜日

3月29日(火)千葉市 晴 気温10℃

給油状況
 先ほど妹の亭主が尋ねて来たので状況を聞いたが、千葉市は地震以降は3日程、ガソリンスタンドは補給待ちの車が行列したそうだが、今は平常に戻ってる。

 福島の我が家地域の保原はパン屋が行列してるそうで、妻は千葉宅前のスーパーから出来たてのパンを保原の友人に宅配便で送付した。到着まで3日程かかるそうだ。先ほど伊達市社会福祉協議会から電話があり、被災者のお宅の後片付けを行ってるが人手不足なので、補充人員の支援要請が有ったので、友人数人を紹介した。

計画停電
 我が家の千葉市若葉区は計画停電の対象地域だが、隣近所のお宅に、留守中の状況を尋ねたが、福島の我が家へ電話したが繋がらなかったと言ってた。又、計画停電はテレビ、新聞で案内が有ったが、一度も適用されなかったそうだ。

放射能の影響
 伊達市は水道水から放射能数値が基準値を超え、乳児の飲料を自粛通達が解除されてたが、昨日の検出数値は又、基準値を超え、乳児の飲料を自粛通達されたことをテレビ報道で知った。千葉銚子沖等の魚は風評で販売困難と成ってる。 経済産業省原子力安全・保安院は29日、福島第1原発の敷地内からプルトニウムが検出されたことについて「燃料に一定の損傷があって本来の閉じ込め機能が壊れていることを示しており、非常に憂える事態だ」との見解を示した。
原発は事故時の対処として、停止する、冷やす、閉じ込める、が必須で有るが、現在の状況は最後の処置さえ出来てない、非常事態。 

 先日のブログで紹介した大前研一(東京工業大学大学院原子核工学科修士課程を修了、アメリカ合衆国マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科博士課程に留学し、工学博士号を取得した。)の動画の中で、今後の原発被害の対応ステップは衝撃的な内容で有る。6年以上の対応処置が必要

1、非常手段で注水、冷却・・・・数日間:実施済
2、安定した手段で注水、冷却・・3年~5年間:注水ポンプへの電源繋ぎ込中で、未だポンプは停止中
3、建屋全体をテントのようなもので覆う・・・3ケ月後:放射能の空気伝搬を防止し、遠距離拡散の防御
4、クレーン等の修復、設置・・・~5年までに:これが復旧しないと、原子炉内等の重量物対処が困難
5、格納容器、カバー、圧力容器を外し炉心から燃料排出:上記クレーン稼働が必須
6、冷却プールから燃料棒の排出、海路、陸奥へ(数千本):非常に危険、慎重を伴う搬出、運搬作業
7、核分裂物資の除去
8、コンクリトーで永久封印・・・6年後?
9、汚染地域の縮小後、半永久的に立ち入り禁止区域とする。

千葉県加曾利貝塚
 犬の散歩コースで、毎朝行く静かな場所です。家庭菜園には春を告げる菜の花が咲き出していた。







2011年3月27日日曜日

震災の影響と復旧作業 3月27日(日)8:00 天候 雪のち晴 気温1℃

早朝の愛犬散歩時に被災状況を見たので、直ぐにカメラに収めた。阿武隈鉄道の保原駅近くは線路が陥没しており、線路を外して土盛り工事をしてた。

今日は日曜日なのだが、早朝から復旧作業をして方々は本当にご苦労様で、感謝の言葉
しかない。復旧には相当な時間が掛ると予測される。
 


近くの屋根瓦は雨避けの応急シーツが被されていた。スーパーは屋根が落ち、元々、赤字経営だったので、今、このまま再建するか、店を閉めるかを検討してるそうだ。

 












 
 信達三十三観音信達三十三観音は福島県の県北地区にある33カ所の観音さまを巡ります。観音さまを巡礼する中で、自然の雄大さを感じたり、人とふれあったり、歴史の変遷を感じたりして、 福島の土地や自分の心の中に、今まで気づかなかったり、忘れていたりした何かを発見できる。

私も友人仲間と20カ所を巡ったが、こんな場所に有るのかと、驚くような山の中に有ったりして、霊感を感じさせる)近くの25番札所は石灯篭が無残に倒れていた。お堂の中の観音様が涙してるようだ。
 
3月27日(日) 雪のち晴 気温5℃

給油状況
 一向にガソリン不足は解消してない。今朝、一昨日の補給量3/4に追加して、満タンに成った。152円/L。これで、安心して今日、妻、愛犬2頭と同乗して午前11時頃、千葉宅へ向かった。

途中、東北高速道路のサービスエリアで休息をとった。
妻との交代運転である。援助物資運搬のトラックを多く見た。車のナンバープレートは全国各地の物が有り、河内、大分、札幌、岩手、山形、いわき、その他多く有った。サービスエリアのスタンドはガソリン補給待ちの長蛇の列だった。又、自衛隊の補給車?の隊員も休息してた。

 高速道路を下りて、我が家の千葉市内宅近くのセルフガソリンスタンドは行列も無く、平常状態で給油してた。数日前はやはり、長
蛇の列だったそうだ。高速道路は予想に反し、スムーズに通行でき、午後4時頃に家に着いた。

放射能の影響
 大気の放射能濃度は減少してる。一昨日は伊達市の水道水は乳児が飲料すると危険数値を越えて、飲料制限通知が出た。昨日は数値が減少して、飲料制限通知が解除された。しかし、新たに千葉、東京で数値が基準値を超えた。

 昨日は仲良くしてる近くの教育センターの若者職員が自宅に訪れた。彼の奥様は妊婦なので、子供4人と友に、当初、被災で福島空港が開通して無かったので、山形の知人宅に泊まり、名古屋の実家に避難してる。センターは千葉の本部からの援助物資を宮城、その他、被災地へ警視庁から特別許可書を取得して運搬してる。
 
 岩手県の陸前高田へ物資を運搬して、状況を聞いたら、仲間のある一家の家族全員が死亡の訃報を聞いたそうだ。想像出来ない状況だそうだ。
現地には必要な物が届かず、ニーズと提供のアンマッチングが生じてると言ってた。教育センターは千葉本部職員の応援部隊が駆け付けて、避難者の宿泊施設の対応が整いつつ有り、伊達市に受入施設の登録を行ったが、放射能の影響を恐れて、避難者は敬遠して、県外に移ってるそうだ。彼の帰りに、妻の手づくりケーキを応援部隊へと持たせた。甘い味わいで少しでも疲れを癒されたらとの思いだ。

 千葉に住む妹の息子嫁は妊婦なので、実家の九州へ移る準備をしてる。昨晩は東京の娘達から電話が有り、福島宅は以前からミネラルウオーターを大きな容器で宅配購入してるのを知っており、大量に持参して欲しい、スーパーはトイレットペーパーも品薄なので持参要求が有り、愛犬2頭の車内スペースを少し占拠した。愛犬は頻繁に続く余震から開放されたのか、車中、何時もとは違い、動き回らずに、安心して寝ていた。
 千葉宅に着いて、計画停電、他の情報を聞きに、隣近所に挨拶回りした。近所のスーパーは一時、品薄と成ったが、今はほぼ正常に戻ったと話してた。2階の私の部屋に置いていた、海外の旅行先から持参した民族人形、エジプトのガラスの大きな水タバコ容器、他が落下し、破損しており、ガッカリした。

 妹達家族が沢山の食糧持参して慰問に我が家を訪れた。互いの震災時の状況、震災のスーパーの食料、他の状況を話し合った。愛犬は彼、彼女達に飛びつき、ジャレていた。久しぶりの再会、歓談で、気持ちが和んだ。明日以降は妹の孫達が愛犬との遊びを楽しみにしてる。東京の子供達も千葉に着いたことの安心メールが入った。週末の再会が、これ又、楽しみである。妻は運転に疲れたか脇で高いびき。私も今日は早く寝たい。





2011年3月26日土曜日

地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後(大前研一ライブ579)




http://www.youtube.com/watch?v=8GqwgVy9iN0  アクセス数 416,434

「あれが駄目だ」、「これが駄目だ」、「最初からこうしておけば­良かった」etc..


こんな程度の”解説”は、我々でも、ニ­ュースキャスターや新聞記者程度でも出来るし、ある意味、新橋の­居酒屋で飲んでるサラリーマンでもできる。平たく言えば、「誰で­も」できるのだ。

しかし「今後こうすべきだ」を言える人となると数は相当限られて­くるし、更に更に、「最終的な解決にはこれくらいの期間を要し、­その為の解決ステップはこうで、更に財源はこうすれば工面でき、­技術及び財政的な全体整合性が保たれる」・・ここまでの問題解決­策を描ける人間は、一国でも数える位しかいまい。

おまけにそのアイディアを、各国の人間に共感を持たせてコミュニ­ケーション出来る人間となると、もはやこの日本では、「数人」し­かいないに違いない。その一人が大前研一であることに異論はある­まい。内容の好き嫌いはあれど。

3月25日 朝日新聞 
http://www.asahi.com/national/update/0324/TKY201103240465.html

 東京電力福島第一原発の事故は
、放出された放射能の推定量からみて、国際評価尺度で大事故にあたる「レベル6」に相当することがわかった。すでに米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る規模になった。局地的には、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に匹敵する土壌汚染も見つかっている。放出は今も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがある。

 経済産業省原子力安全・保安院は18日、福島第一原発の1~3号機の暫定評価を「レベル5」と発表したが、今後放出量の見積もりが進めば、再検討される可能性が高い。

「飯舘村は避難が必要な汚染レベル。チェルノブイリの放射能放出は事故から10日ほどでおさまったが、福島第一原発では放射能が出続けており、汚染度の高い地域はチェルノブイリ級と言っていいだろう」と指摘した。

 金沢大の山本政儀教授(環境放射能学)によると、1メートル四方深さ5センチで、土壌の密度を1.5程度と仮定すると、飯舘村の1平方メートルあたりのセシウム濃度は約1200万ベクレルに上る。チェルノブイリの約20倍。「直ちに避難するレベルではないが、セシウムは半減期が30年と長い。その場に長年住み続けることを考えると、土壌の入れ替えも必要ではないか」と話した。

 長瀧重信・長崎大名誉教授(被曝医療)は「チェルノブイリ原発事故後でも小児甲状腺がん以外の健康障害は認められず、すぐに健康を害するとは考えにくい。高い汚染が見つかった地域では、データをもとに住民と十分に話し合って対応を考えてほしい」と話している。






2011年3月25日金曜日

東北関東大震災 宝地図ムービー あなたたちは一人じゃない

3月25日(金) 曇り後、雨 気温5℃ 被災から2週間目

給油状況 
 町内各スタンドでは限定給油開始され、朝6:30頃から予約券を配った。妻の車は2000円分を先日と別なスタンドで補給したが、未だ4/5位で満タンには成ってない。168/Lで先日補給と同じく高額で有る。町内のスタンドは示し合わせたがごとく、同一値段の値上げだ。私の車は先日の給油で満タン。
28日(月)位から潤沢を期待したい。

 27日(日)に急遽、千葉宅へ妻、私、愛犬2頭を車に乗せて東北高速道路を走る予定だ。休日割引料金2000円を利用する。平日では6000円の料金だ。サービスエリア、道路の渋滞状況は予測がつかない。東京圏内に入りガソリン補給する予定だが、どのような状況か不安で有る。私
一人は2週間程で福島に東京駅から出てる桜観光バスの臨時便で5時間かけて福島に戻る予定だ。強い余震が続いており、家が心配なのと、地域支援ボランテイア活動も心配だ。新幹線は那須までしか運行しておらず、通常は東京、福島間料金は1万円だ。高速バスは通常は2800円だが、今回は高級バスなのか、臨時便なのか6500円の夜行バスの1便しかない。

 町内会は丁度年度替わりで、私は町内会の監査役(他に1名)を担
当してるが、急遽、町内会長に新班長引き継ぎ会、監査業務が出来ないことを連絡した。来月中旬に予定されてる総会までには福島に戻る予定だ。又、定期健康診断を行ってる病院にも検診日の変更を連絡した。又、近くの教育センターのボランテイア支援もしばらく出来ないと、直接、セン
ターの状況確認で訪問しながら告げた。センターは天井等が少し破損してたが、各地からの援助物資の集約保管場所と成っており、仕分け作業、各被災地への運搬を行ってた。その他、伊達市社会福祉協議会へも、ボランテイア支援の一時休止を連絡した。

 妻の車(普通車で私の軽自動車よりは大きい)で千葉宅へ行く予定だが、今、冬タイヤからノーマルタイヤ交換に行った。今朝、アメリカの友人で長期駐在しており、東京の自宅が空いているので、避難して住まないかのメールが入った。その他、南京の友人も南京に来ないか?広島、新潟の友人、親戚からも何か必要な物が有れば送付するとの連絡が有った。本当に感謝感激で有る。

放射能の影響
 現在、雨が降っており、放射能濃度が増していることが心配で有る。家庭菜園は丁度、じゃが芋の種芋植付け時期だが、少し耕し、苦土石灰を撒いたが、まだまだ耕す必要が有るが、とりあえず、千葉宅へ行こう。東京、千葉に住む子供3人、妹3人と再会できるのが楽しみで有る。

災害復興状況
 今朝、愛犬散歩の時、家の直ぐ近くに有る鉄道の阿武隈急行の復旧作業が開始されてるのを見た。
阿武隈急行は第3セクターで運営されてるが、福島駅、槻木駅(宮城県)間で運行されていて、宮城仙台駅までのアクセス鉄道だ。早期の運行再開が出来れば、宮城被災値へのアクセスも非常に便利と成り、通勤、通学時間帯は満席状態の重要ルートで有る。
送電線柱は傾き、線路は陥没による曲がり等で復旧工事は相当困難な状態で有るが、来月の入学式、入社式までには何とか間に合わせて欲しい。
 
3月24日(木) 晴 気温5℃

給油状況 
 町内の一部のガソリンスタンドの開店情報で車渋滞が発生して、警察官が来て、整備を行った。新潟からのタンクローリが大量に27日から輸送される報道、来週28日からは供給潤沢か?




放射能の影響
 原発から30K圏内の避難地域の飯館村は乳児の水飲料が規制されてますが、隣の市に位置する当地、伊達市でも同じ
ような、数値が測定発表されてるが、そんなに大きな動きが無い。数値は日増しに減衰してる。
 新たな数値による、新たな避難指示が出るのを恐れて
る状況です。行政からのテレビ、新聞等で規制報道が出ると、個別単位でない、地域全体と成り、有無を言わせない、行動指示と成り、個別対応が出来ず、混乱が生じる。重大な指示以外では私は当地に止まる覚悟だ。

ボランテイア支援活動
 一昨日のFIT富士通アイソテックでの活動の本日2回目の活動が終了して自宅に戻り、呼びかけた会社OB仲間に下記の御礼メールを配信した。

仲間への御礼メール内容

 本日、一昨日に続きましてFIT体育館で2回目のボランテイア支援を9:30~12:00まで行いまた。霊山、保原、桑折等の各地区からの支援者で総勢約50名でした。内、FITのOBは9名、他1名の計10名の支援で有りました。今回の物資は福島県が各地域から矢の目トラックターミナル倉庫に集約された物で、10tトラック5台での搬入でした。支援物資はマットレス、布団、毛布の寝具でした。

 各県からの救援物資で、香川県、東京渋谷のラベルの荷物が多く有った。福島県職員の話では、各県では震災に備え救援物資を大量保管しているそうだ。今回の物資ラベルでは平成3年の20年前の物が有った。福島県と新潟県は災害時の双方支援の協定を結んでおるが、今回、救援物資が足りず、各県から福島県に寄せられたそうだ。
 高速道路に近い矢の目倉庫は今後、多くの支援物資が各地から搬入される為、他の保管場所への移動の必要が生じて、元FIT組合委員長で、現連合福島の事務局長に問合せが有り、FITを紹介されたそうです。今回の搬入物資は今後、各避難所、仮設住宅等へ順次、個別に搬出されるそうです。

 今回、緊急にOBの方々へ連絡できましたのは既存の本OBメールネットワークの存在が大で有りました。又、困難な時にこそ、その人の真価が問われ、本来の姿が自ずと現れると聞いており、テレビニュースの被災者の姿を見ると、全国の多くの方が、”今やらなければ、何時やるのか”のお気持ちで、
支援に立ち上がる報道がされております。常日頃の仲間とのお付き合い、絆が大切と、改めて感じました。

 今回の広域、未曾有の大震災の復興には長期化が予測され、行政、民間一体の目に見える連携システムの早期構築が必要と実感しました。各地域の友人ボランテイアは私同様、行政の対応が、お役所的の不満を述べてました。今後、被災者のみならず一般市民への影響が益々大きく成ることが予測され、地域社会を含めた総力のボランテイア支援が必須と思います。

 今回の対応に対して、緊急ご協力を頂きまして、本当にありがとうございます。改めて、感謝を申し上げます。今後とも宜しくお願い申しあげます。現在も強い余震が頻繁に続いておりますが、充分御自愛頂き、又の明るい顔での再会を祈念申し上げます。

私的所感
 今回のような、大震災の対策では、伊達市役所、伊達市社会福祉協議会、等が、全体を把握し、総合判断が出来るベテラン管理職が必要とされるが、今回の行政、民間の連携プレーの悪さをみると、人材不足を感じた。これの対策には、お役所的な緩慢体質では無く、企業で他社とのサバイバル競争で、日夜必死に活躍したベテラン管理職の優秀人材が県内、市内、各町村にはいると推察する。これらの人材を緊急投与して、暫定的に権限を持つ管理職に位置付け、指揮管理の補充を図ることが必要で有る。

 役所、採用側からの観点からすると、民間からの暫定投与は、本当に仕事をしてくれるか?却って足手まといとならないか?既存役所の組織を乱さないか?少し言い過ぎと思うが、内部緩慢体質が世間に知れるのではないか?の不安が有ると予測するが、

 これを解消するには、暫定投与は基本的に無報酬、ボランテイア支援業務で、目的の業務完了、必要で無く成れば(粗悪な人材も含む)、役所から一方的に解任できるの契約書に本人捺印を確認すれば良い。

 いずれにしても、前代未聞の1000年に1回有るかどうかの大事態であるので、真剣に震災対応の真に活動効果が発揮できる、組織作りが必須と考える。“戦略、始めに組織有り”で有り、被災者の無残な姿を見ると、“今やらなければ、何時やる”のかの市民の必死の声に耳を傾けるべきと考える





2011年3月23日水曜日

3月23日(水)晴 気温7℃

ガソリン供給 潤沢供給は今週末か?

昨日の整理券で私、妻は3000円分、補給出来た、一先ず落ち着いた。

放射能の影響

大気汚染濃度は減少傾向に有り、直接の人体影響は無い程度の数値で、安心してたが、今度は原乳、野菜、水道水から基準値を上回る数値が出た為、農家は出荷停止、乳児は飲料禁止の政府、福島県から通達が出た。福島県を離れる人々が増加してる。今日は天気が良いので100坪の無農薬の家庭菜園で話題のほうれん草、白菜、人参を収獲した。明日の朝食で食べる予定だ。やはり話題のブロッコリは先日収獲して既に食べた。とても美味しかった。

 政府は非常に微量な基準値を超えた数値であるので、人体には大きな影響が無いと言いながら、念の為、出荷停止等の通達を出したと言ってる。風評もますます酷くなり、特定野菜の出荷停止のはずが、全ての野菜が販売出来ない状態と成ってる。

 リスク管理の難しさを露呈させた。最大リスクを想定して、手段、法律等を準備、制定してるが、このリスクとは何か?最大リスクは人命に関わるかで有るが、一人の命と多数の命は、どちらが重いかの難題にぶつかる。ハーバード大学の人気講座がこれを取りあげており「正義」のテーマーで講座のビデオ公開、本がベストセラーと成っている。次のリスクは生活環境の維持で有るが、TPP導入で現在、国会で議論されてるが、全体を見た時の最大利益を求めることに成るが、これも、単純に解が無い。あまりにも困難な問題なので、以後のブログでじっくりと考えたい。しかし、政府、行政の判断、指示は熟慮、即決、断行が必要で有るが、公開の方法が余りにも唐突、分かりずらい説明で有る為、民衆は混乱してる。

ボランテイア支援活動

 明日は昨日と同じく富士通アイソテックで援助物資のトラック搬入、積荷の荷降ろし、体育館への搬入運搬ボランテイアで有る。ありがたいことに更に会社OB2名の支援応募があり、8人で行く予定だ。
 今回の死者、行方不明者が2万人を超え、避難者は約30万人とも言われてる、広域、大震災で有り、回復には長期間が予測される。私の近隣各地の友人がボランテイア活動を行っているが、皆さん私同様の異口同音で行政、民間の連携が非常に悪く、無きに等しい言ってる。

 今回の対応は全国民総力で進めなければならないが、多くの一般市民は何とか支援をしたいとの声が大きいが、それを、効率良く受入、タイムリーに配置する、行政、民間機関の新たなシステム構築が必須で有る。この体制が早期に立ちあがらないと、全国民に震災の余波をうけて、日本国の再起が遅れ、世界から取り残される危機で有る。メーカーは国内生産から海外展開を急ぐことに成り、益々、国内空洞化の拍車がかかる。

 現に明日のボランテイア支援場所の富士通アイソテックは、昨日の元現役仲間の言で、現生産品目が他のグループ企業へ配置転換されるではないかの危機意識で寝ずに生産ラインの修復、立上げを急いでいた。ますます進む高齢化、少子化社会は更に、他を援助するパワー不足も予測され、今後、大問題と成ると考える。今回、会社OB仲間に声を掛けたが、大半は65歳以で、本人の健康、妻、親の健康等の事情でボランテイア参加出来ない方が多くいた。

2011年3月22日火曜日


3月22日(火)曇り 気温8℃

福島市、伊達市の放射能測定数値は減少傾向に有り、数値
も人体には殆ど影響の無い数値なので、今後、異常値発生までは記載しない。












ガソリン供給 

 早朝、何時もの愛犬散歩時、近くのガソリンスタンドで給油整理券を店長が配布してたので、慌てて散歩は中止し、私、妻の2台分を貰った。3000円迄の給油だが、値上がりしており168円/Lだった。徐々に安定供給化か?









ボランテイア支援活動

 伊達市社会福祉協議会から昨晩、急遽、支援依頼が有り、会社OB仲間、その他友人にメールで呼びかけした。朝10時に元の勤務先のFIT富士通アイソテックに手弁当持参で6名参加した。
 
 桑折社会福祉協議会から聖光学院高校の野球部員、他、大多数が高校生の約50名が参加した。学生の多くは今回の津波被災地の南相馬出身で、多くが、被災し、帰る家が無く、寮生活をしている。市内矢の目のトラックターミナル倉庫から10t車で5台の搬入が有った。マットレス、布団、毛布の援助物資の荷降ろし、体育館内へのリレー方式で運搬、保管した。午後3時半に終了して解散した。明日は矢の目倉庫からの搬出準備で休止、明後日から搬入再開となった。物資は一時保管で、以後、福島東高校、他の避難所に再度搬出されます。

 学生達のパワーは凄く、次のトラック搬入までの空き時間はバスケットボールを楽しんでいた。我々伯父さん達は現役仲間と会社被災状況等の情報交換で体を休めた。昼食は学生達にFIT食堂からお握りが支給された。

 今回の物資援助の主管元の福島県の担当職員は私が現在、福島県地域経済復興の海外生産活動支援で情報交換してる職員(後で分って危惧だったが、彼とは私が中国南京で駐在勤務時代、JETRO上海に出向しており、私が南京日本商工クラブの事務局長を担当していた関係で面識が有った。彼は4月から海外出向と聞いた。)と同部門所属で知り合いで有った。奇遇で有る。今後は今回の担当者と連絡を取り合い、ボランテイア支援活動を続けて行きたい。

 今回でのボランテイア活動で、行政、民間の連携プレー体制が非常に危ういことを考えさせられた。
日本の世界に無い素晴らしい情報伝達方法として、伊達市でも機能してる、隣近所との回覧板が有る。今朝も伊達市長メッセージの災害対策が回覧されていた。

 今回の大震災では多くの避難者、被災者が出ており、これらの対策、生活安定化には長期化が予測される。行政、民間が一体と成って復興支援活動システムの早期の構築が必須で有る。このシステム構築が成されないと、避難者、被災者だけに止まらず、通常の行政サービスが手薄に成り、民衆全体への本来の生活に多大なる影響をもたらすと考える。この課題は一福島県、伊達市だけでは解決できず、今回の被災が無い、少ない地域を含めた国家全体の震災対策システムの再構築が急がれる。

詳細の報告書は別資料参照

2011年3月21日月曜日

3月21日(月)曇り 気温10℃

福島市放射能測定数値

11.00マイクロシーベルト(3月18日11:00現在)
10.40マイクロシーベルト(3月19日10:00現在) 前日比 △0.60
08.31マイクロシーベルト(3月20日15:00現在) 前日比 △2.09
7.47マイクロシーベルト(3月21日20:00現在) 前日比 △0.84


伊達市放射能測定数値
  • 7.35マイクロシーベルト(3月17日22:20現在)
  • 7.55マイクロシーベルト(3月18日12:30現在)前日比 +0.20
  • 6.56マイクロシーベルト(3月19日11:11現在)前日比 △1.42
   5.40マイクロシーベルト(3月20日14:09現在)前日比 △1.16
   5.69マイクロシーベルト/時(3月20日10:35現在)+0.29

ガソリン供給  保原市内のガソリンスタンドは閉店。給油潤沢は今週末か?










 伊達市社会福祉協議会から明日10:00~17:00に物資運搬のボランテイア支援要請が有った。
多数の動員が必要との事だったので、会社OB,他友人にメールで呼びかけた。
どれくらいの人々が支援して頂けるか、現在、返信メールをチェックしてる。

2011年3月20日日曜日

3月20日(日)晴のち曇り気温3℃

福島市放射能測定数値

11.00マイクロシーベルト(3月18日11:00現在)
10.40マイクロシーベルト(3月19日10:00現在) 前日比 △0.60
08.31マイクロシーベルト(3月20日15:00現在) 前日比 △2.09


伊達市放射能測定数値
  • 7.35マイクロシーベルト(3月17日22:20現在)
  • 7.55マイクロシーベルト(3月18日12:30現在)前日比 +0.20
  • 6.56マイクロシーベルト(3月19日11:11現在)前日比 △1.42
   5.40マイクロシーベルト(3月20日14:09現在)前日比 △1.16

ガソリン供給  保原市内のガソリンスタンドは閉店。給油潤沢は連休明けか?


 本日から保原町ゆうゆう体育館でボランテイア支援活動を
始めた。8:30に伊達市社会福祉協議会へ集合して職員の方と体育館へ向かった。ボランテイアの方は私を含めて3人。避難者は南相馬他からで、生後5ケ月の新生児、他子供10人を含む60歳以上の方が約半数の約100人で有った。
近くの美容室の無料サービスの洗髪の引率、食料の運搬、避難者へのヒアリングを行った。
カッパ王国への入浴移動、ボランテイ団体の子供達への読み聞かせ、血圧測定、本の提供が有った。

伊達市職員名、福島県職員2名が対応した。避難者の自らの組織活動がしっかりしてた。

地域からは豚汁等の提供が有った。

 

















課題と対策
・行政(福島県、伊達市、社会福祉協議会)のスムーズな連携プレー体制の確立。
・地域組織(町内会、ボランテイア団体、宗教団体、他)の活用を更に充実させる。
・正確な現状把握とデーターベース化、情報の一元化、共有化、デターの公開の為の伊達市  HPの充実(消息、安否等の確認)の為、早急なパソコン、インターネッツトの設置。
・阪神大震災の教訓で有るが、長期の団体避難生活で死亡者が多数でたが、これの回避とし  て、暫定的な伊達市市営住宅、アパート等の個別住居、施設への移動が必要。
 
 詳細の報告書は別資料参照

2011年3月19日土曜日

福島市放射能測定数値

11.00マイクロシーベルト(3月18日11:00現在)
10.40マイクロシーベルト(3月19日10:00現在) 前日比 △0.60


伊達市放射能測定数値
  • 7.35マイクロシーベルト(3月17日22:20現在)
  • 7.55マイクロシーベルト(3月18日12:30現在)前日比 +0.20
  • 6.56マイクロシーベルト(3月19日11:11現在)前日比 △1.42

ガソリン供給

 近くのガソリンスタンドに朝早く7:30から車が並び始め、直ぐに長い縦列と成ったが、オープンの9:00でも店長が現れず、結果開店しないと判断した縦列は退いた。給油潤沢は来週か?

 近くの家では屋根瓦、ブロック塀の補修工事が始まった。我が家
は水道水が使えるように成ったが、200M先の友人宅は地盤が埋立地で地盤が隆起して下水管の破裂補修工事が未だなのでトイレ等が使用できない状態。クロッキ会を主宰するオーナーから電話が入り、モデルが仙台から来られないので、来週の会は中止と連絡が有った。彼女の住まいは3KM離れてる伏黒町だが、家が倒壊したので、避難所生活をしてるそうだ。同じ伊達市内でも、場所によって、被害程度が大きく異なる。

 隣町の友人の川俣町ライオンズクラブ事務局を担当してるが、今日、地場産業の絹の取引町で有る、今回の被害甚大の宮城三陸町へ警察署長の許可書を入手して、東北高速道路で緊急物資を運搬すと言ってた。

 又、隣町の他の友人の教育センターは千葉本部から応援者2名を補充した。今日は、やはり警察の許可書を受領して宮城の被災地へ向かった。又、原発被災地へ向かいたいが、どうすれば良いかの問合せが有ったので、上記の川俣町の友人に聞いた。伊達市長と親友の友人を紹介して、彼とこれから警察署長に許可証を貰いに行く予定。