昨年も子供達と裏磐梯5色沼、散策、プール遊び引率ボランテイアでしたが、今回、子供の方から、「昨年も一緒だったね」と声を掛けられました。数人、昨年と同じ顔が有りましたが、子供の1年の成長は早く、始めは気づきませんでした。
今回は始めに諸橋近代美術館へ有名なダリの彫刻、絵画を鑑賞しました。彼の作品はストレートな表現で、子供達にも新鮮な感動を与えました。
次は桧原湖の大型遊覧船に乗り、各自持参のお弁当を食べ、湖から裏磐梯、点在する島々を眺め、美しさに、歓声を上げてました。久しぶりに、船から眺める裏磐梯をスケッチしました。子供達は上手だね、とお世辞。
今回の移動教室は昨年に引き続き特別な教室です。放射能で汚染された町から、遠く放射能濃度の低い場所へ移動して、胸一杯、新鮮な空気を吸い、綺麗な水と戯れます。
今回、仲良く成った男の子は、先日は会津、明後日は山形酒田の花火大会へ行くと言ってました。
お父さんは会社都合による転勤で、町中に有った会社が閉鎖され、原発近くの浜通りに新規移転し、開設して間もなく、3.11の大震災に見舞われ、再度、会社閉鎖、山形酒田へ単身赴任してるそうです。
今日は近くの障害者施設へ散歩ボランテイアに行ったが、職員と話してたら、妻と子供2人(1歳、3歳)は実家の山形へ避難してアパート生活。毎週、子供に会いに行く。と話してた。
先のブログでも記載したが、近くの小学校の特別支援学級にボランテイア支援に行っているが、やはり、指導先生は通学は遠く成るが、子供を連れて遠くへ避難し、1時間の通学をしてるそうだ。
今年の秋にはやはり、子供達と新潟への移動教室の引率を予定してるが、福島県の子供達は大変な生活を強いられている。表面の明るい表情ではその苦労が読み取れないが、胸にぶら下げている、放射能積算メーターのガラスバッジは冷たい輝きを毎日、放っている。
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