2013年8月28日水曜日



 千葉の家から徒歩10分の所に重症心身障害児(者)の施設が有る。何時もの愛犬散歩道に有り、日本最大面積の縄文時代の遺跡が発掘された公園の素晴らしい自然環境の脇に設置されている。

今日、始めてボランテイアのお手伝いをさせて頂いた。子供達は会話が殆ど困難で、尚かつ、自由に身体を動かすことが出来ない。しかし、話しかけると顔の表情で少し反応してくれる。

施設は単なる生活介護に止まらず、子供の成長に合せた心身の成長の教育を行っている。
単純に子供に接触してると分からない、子供の意思を感じることが、基本で、子供の興味を持つことを探り出して、それを伸ばす教育だ。スヌーズレンと言う、灯りを使った、子供の心の動きを読み取る部屋を見学させて頂いた。いろいろな灯りが有り、どれに興味を示すかを注意深く観察する。

今日のボランテイアは子供達と一緒に作品作りを行う介護だった。子供達8人は皆車椅子で、施設の方は3人、高校専門学生実習者2人、ボランテイア2人だった。筆を持つこが出来る子供、紙を貼ることが、出来る子、雰囲気を楽しむ子供、いろいろだ、私の担当した子供は私の話しかける意味が分かり笑顔で、大きく頷いて答える。不自由な両手を非常な努力で動かし、作品作りに没頭した。

千葉に居る間だけのお手伝いだが、今日も又、いろいろな前向きなヒントを頂いた。又、彼らに会えるのが楽しみだ。

2013年8月19日月曜日


本日、初孫誕生!!一安心、良かった、良かった。大きな明るい希望の輝きだ。
末娘が千葉宅へ来て、約1ケ月、旦那も時折、心配で我が家へ来ていた。お腹が日増しに大きくなり、何時、生まれても良い状態と成り、ほぼ予定日通りに母子共々健全で出産が出来た。神様、皆様に感謝、感謝。

2013年8月18日日曜日

風立ちぬ 劇場予告編4分



千葉のシネマックスちはら台で家族で観た。息子は2度目だが、”この映画は奥が深いので、もう一度観ても良いよ”の話し通り、素晴らしい内容だった。
之までの監督の作品とは異質な作品で、子供には難解な映画。
技術開発とは何だろう?結果、福島の原発事故による苦しみ。広島、長崎の原爆投下。零戦戦闘機の開発。主人公も悩みつつ開発を続ける、
「私は純粋に美しい物を設計したい」の信念。
技術開発の描写が娯楽アニメに相応しく無い程に繊細に表現。
監督は何を表現したかったのか?世の中の矛盾の中で、どの様に生きて行くか?結核病を抱える彼女との恋愛、彼女の前での喫煙、軍用機の設計、関東大震災からの復興、戦争、平和・・・。



宮崎駿監督が「崖の上のポニョ」(2008)以来5年ぶりに手がけた長編作。
ゼロ戦設計者として知られる堀越二郎と、同時代に生きた文学者・堀辰雄の人生をモデルに生み出された主人公の青年技師・二郎が、関東大震災や経済不況に見舞われ、やがて戦争へと突入していく1920年代という時代にいかに生きたか、その半生を描く。
幼い頃から空にあこがれを抱いて育った学生・堀越二郎は、震災の混乱の中で、少女・菜穂子と運命な出会いを果たす。