2013年8月18日日曜日

風立ちぬ 劇場予告編4分



千葉のシネマックスちはら台で家族で観た。息子は2度目だが、”この映画は奥が深いので、もう一度観ても良いよ”の話し通り、素晴らしい内容だった。
之までの監督の作品とは異質な作品で、子供には難解な映画。
技術開発とは何だろう?結果、福島の原発事故による苦しみ。広島、長崎の原爆投下。零戦戦闘機の開発。主人公も悩みつつ開発を続ける、
「私は純粋に美しい物を設計したい」の信念。
技術開発の描写が娯楽アニメに相応しく無い程に繊細に表現。
監督は何を表現したかったのか?世の中の矛盾の中で、どの様に生きて行くか?結核病を抱える彼女との恋愛、彼女の前での喫煙、軍用機の設計、関東大震災からの復興、戦争、平和・・・。



宮崎駿監督が「崖の上のポニョ」(2008)以来5年ぶりに手がけた長編作。
ゼロ戦設計者として知られる堀越二郎と、同時代に生きた文学者・堀辰雄の人生をモデルに生み出された主人公の青年技師・二郎が、関東大震災や経済不況に見舞われ、やがて戦争へと突入していく1920年代という時代にいかに生きたか、その半生を描く。
幼い頃から空にあこがれを抱いて育った学生・堀越二郎は、震災の混乱の中で、少女・菜穂子と運命な出会いを果たす。

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