千葉の家から徒歩10分の所に重症心身障害児(者)の施設が有る。何時もの愛犬散歩道に有り、日本最大面積の縄文時代の遺跡が発掘された公園の素晴らしい自然環境の脇に設置されている。
今日、始めてボランテイアのお手伝いをさせて頂いた。子供達は会話が殆ど困難で、尚かつ、自由に身体を動かすことが出来ない。しかし、話しかけると顔の表情で少し反応してくれる。
施設は単なる生活介護に止まらず、子供の成長に合せた心身の成長の教育を行っている。
単純に子供に接触してると分からない、子供の意思を感じることが、基本で、子供の興味を持つことを探り出して、それを伸ばす教育だ。スヌーズレンと言う、灯りを使った、子供の心の動きを読み取る部屋を見学させて頂いた。いろいろな灯りが有り、どれに興味を示すかを注意深く観察する。
今日のボランテイアは子供達と一緒に作品作りを行う介護だった。子供達8人は皆車椅子で、施設の方は3人、高校専門学生実習者2人、ボランテイア2人だった。筆を持つこが出来る子供、紙を貼ることが、出来る子、雰囲気を楽しむ子供、いろいろだ、私の担当した子供は私の話しかける意味が分かり笑顔で、大きく頷いて答える。不自由な両手を非常な努力で動かし、作品作りに没頭した。
千葉に居る間だけのお手伝いだが、今日も又、いろいろな前向きなヒントを頂いた。又、彼らに会えるのが楽しみだ。
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