2012年9月17日月曜日

写真: 今日は妻、友人と枡席で酒を飲みながら相撲観戦です。

今日は妻、友人と枡席で酒を飲みながら相撲観戦です。

弟2報
 友人は40年の付き合いだが、今回、彼から紹介され、一緒に相撲観戦した方は国際ボランテイア活動を長年行っており、前回、優勝した「旭天鵬を応援する会」の責任者で、モンゴルにも多くの支援活動を行っており、友人も車椅子を多数、寄付したそうだ。

 相撲界は独特の世界で、他のスポーツ同様、熱烈なファンが支えている。海外から来たスポーツと異なり、国技で有り、支える文化、習慣、風土は歌舞伎のファンと共通する、
日本伝統芸能、文化。関取、役者を取り囲むファン、お茶屋、芸者、下足人、お弁当屋、着物屋、草履屋、他、多くの運命共同体の社会、世界が有る。

 相撲は立ち合いの前に、何回も仕切り直しを行い、呼吸が有った時に立ち合い、勝負は一瞬で決まる。世界でこのようなスポーツは無い。独特の勝負判定「死体」、「かばい手」、「同体」、「無気力相撲」等、日本人の思想原泉が有る。又、正々堂々と懸賞金が掛けられ勝者は観客の前で賞金を受け取る。プロレスリングと同じく「興業」である。

 見せる、スポーツ。形を見せ、その研き抜かれた肉体のぶつかり合い。茶道に通じるものが有り、歌舞伎の見栄と同じく、形が真剣に表現される。外国人には理解し難い、いや、現代の若者にも理解し難い、形式美が有る。

 武士道にも通じる、礼節、自然への畏敬、感謝、面子、等。伝統文化の存続、継続。
日本には未来への大切な財産が有ることを、今回の相撲観戦で再認識させられた。

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