2012年3月23日金曜日

GNH  Gross National Happiness   国民総幸福感
国民の97%が「私は幸せだ」

 NHKで「地球でイチバン幸せな国 ブータン」が放映された。

 「何故幸せか?」と質問すると、「家族、仲間、好きな人と仲良く、元気で過ごしてるから」と答えた。
これらが有れば、それ以外の有無(財産、他)は大きな問題と成って無い。これらの”絆”を深める努力(共生、助け合い、他)の過程が幸せと感じさせる。ブータン政府役人が話してたが、「幸せを求めることを止めた時、幸せを得る。幸せは内なる自分の中に有る」

 私は十余年の中国在住時、チベットに2回、旅をしたが、現地住民は6、000mの山に羊と共に 放牧生活をしてたが、非常に厳しい質素な生活で、稼いだ金は必要最小限を残し、後は寺に報恩してた。
チベット仏教の宗教的生活だ。「何故、平地の町で生活しないのか?楽な生活ができるよ」と質問したら、「今の自然と共に生きる生活が幸せだから、町へは行かない」と答えた。

 ブータンもチベット仏教生活だ。人が幸せと感じるのは外部環境(金等の物、家族仲間との絆の心)をどの様に自分の心が感じるかであるが、物的な満足では人の心は満足されないことを、ブータンの人々は実生活の中で、証明してる?
サー今から遅くは無い、目の前の人に微笑みを掛けて見よう、微笑み返し(キャンデイーズ)が有るかも?









「世界史において、かくも傑出し、重要性を持つ日本」

「ブータン国民は、常に日本に強い愛着の心を持ち、何十年もの間、
偉大な日本の成功を心情的に分かち合ってきました」

「日本は、当時外国の植民地であったアジアに自信とその進むべき道への
自覚をもたらし、以降、日本のあとに続いて世界経済の最前線に躍り出た数多くの
アジアの国々に希望を与えてきました」

「日本は、過去においても、現代においても、世界のリーダーであり続けます」 

「このグローバル化した世界において、日本は、技術と革新の力、勤勉さと責務、
強固な伝統的な価値における模範であり、これまで以上にリーダーにふさわしいのです」

「世界は、常に、日本のことを、大変な名誉と誇り、そして規律を重んじる国民、
歴史に裏打ちされた誇り高き伝統を持つ国民、不屈の精神、断固たる決意、
そして秀でることに願望を持って、何事にも取り組む国民、知行合一、
兄弟愛や友人、ゆるぎない強さと気丈さを併せ持つ国民、
であると認識してまいりました」

「他の国であれば、国家を打ちのめし、国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、
そして悲嘆をもたらしたであろう事態に日本国民の皆様は、最悪の状況下でさえ、
静かな尊厳、自信、規律、ここの強さを以って、対処されました」 

「文化、伝統、及び、価値にしっかりと根付いたこのような卓越した資質の
組み合わせは我々の現代の世界で、他に(他の国で)、見出すことは、
ほぼ不可能です」


2012年3月19日月曜日

アルボムッレ・スマナサーラ長老講演会 『いつだって逆境 それでも「くじけない」心がまえ』in福島

4月1日 コラッセふくしま。

是非参加する予定です。彼の著書「心がスーとなるブッダの言葉」は本当にほっこりしました。

2012年3月15日木曜日

福島の復興
 放射能、津浪で古里を追われた避難者が復興、絆を深めてる。


福島の土湯温泉近くのアンナガーデン http://www.anna-g.com/ は結婚式場として若者に人気が有る教会をメインとして、広い敷地内には素敵なレストラン、こけし展示館、他、おしゃれな空間を演出してる。女性の人気スポットだ。今日は雪景色がロマンチックだった。



このガーデン入口前に昨年オープンしたうどん屋がある。お店のウインドでは店主がうどんを打っている。鍋焼きうどんが美味しかった。飯館村から避難して、借り上げ住宅で暮らす人が家族で開業した。

                   

やはり飯館村から避難して伊達市保原町で開業したラーメン店、”味所 エンドー” の店主はこのえびす庵で修業したそうだ。

http://www.facebook.com/media/set/?set=a.216956945042772.52824.121925851212549&type=3
先日、大阪から来たラーメン通の友人を誘ったが、スープの出汁が絶品との評価だった。


 福島市、郡山市のヨークベニマル、コープ等の一角に”ふるさと絆情報ステーション”が開設されてる。
今日は、さし入れのケーキを持参して慰問した。ステーションのスタッフも避難者だ。飯館村、浪江町、南相馬からの避難者で、避難者へいろいろな情報を提供してる。今日は近くの借り上げ住宅に住む浪江町の老人とお話した。この場所へ来ると、掲示されてる古里の現状の写真、思い出の写真の中に知人が居ないかと真剣に探してた。

 皆、それぞれの想いで、明日を見つめ、少しずつ歩んでいる。

2012年3月11日日曜日

3.11 東日本大震災 一周年 追悼 10,000個のキャンドル点灯

 福島県庁広場で佐藤県知事、菅野飯館村村長等の点灯を合図に、会場に並べられた全てのキャンドルに子供達、他で点灯された。
このキャンドルは事前に小学校、中学校へ配布され、生徒達が復興の想いの祈りを描いた。



 県の”絆”事業の一環で、私もキャンドル並べ等をお手伝い参加した。霙交じりの寒い中、暖かい灯りが輝いた。子供達は自分が画いたキャンドルを探して点灯した。灯りを観て嬉しそうな笑顔が、きっと復興できると確信した。





2012年3月6日火曜日

先日、国道4号線沿いの福島松川工業団地に有る、飯館村避難者の仮設住宅を訪問した。

 多くの村民が避難しており、広大な敷地だ。広場を利用して、昨年は有名アーテイスト等の演奏イベントが開催された。

 敷地内に避難者自ら開店した、仮設の琥珀らーめん店、直売野菜売り場があった。琥珀らーめんはロース豚の切り身が3枚あり、しっとりとした食感だ。美味しい。自由に食事できる雰囲気で、酒を酌み交わす溜まり場だそうだ。

 隣接する野菜直売場は、牛乳、調味料、他、日用品があった。香典袋も有り、避難者の多くは高齢者だ。野菜は各地に避難してる方が、栽培した新鮮野菜を直送してるそうだ。古里の飯館村は放射能汚染で栽培ができない。

 避難者自らが生きることへ、真剣に模索してることが、強く感じられ、少しでも支援できることを考え、実行して行きたい。

今日は兄貴分の愛犬大和のシャンプー、ヘアーカットの送り迎え。
弟分のミントは来週で、お留守番。

出迎えたら、綺麗に成って、シャンプーの香りが良い。
代金は私の散髪の3倍と高額。

彼の毛は私の3000倍の素晴らしさ。
コストパフォーマンスは安価なのかも?

2012年3月3日土曜日

映画『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』予告編


『哲学は本能の下僕』

福島フォーラムで観た。あまりにも有名な二人、来日したことも有る。実存主義、「嘔吐」「第二の性」等、自由、自立、”人間とは何か?”を問いただして、それを実生活で実現しようとした。

 私の知る彼らはプラトニックラブの成功者のイメージだったが、映画を観て、彼らの新たな側面が表現されており、少し驚いた。浮気、同姓愛、嫉妬、性欲、偽善、・・・・・。

 つまるところ、哲学(倫理学)は現象、感情、等を定義(理論付け)できるが、それらをコントロールできない。理論で解った振りの脳は、眼前の感情、生物的本能、等の下僕に成り下がるしかない。
宗教はどうだろう?仏陀、キリスト、等、彼らも眼前の感情、生物的本能、等に悩むが、修業の形で、悩みを昇華(忘却)させてる(悩みは現存として有る)。しかし、親鸞も煩悩になやまされた。

 結局、本能は自然の摂理で、それを、無くすことは不可、当たり前だが、肉体の自然の欲求だから。となると、否定、無視するのでは無く、如何に受入れるかである。他者の感情も含めて、最適な受入とは?
あるがままを受入れる。老子の『無為自然』が一つの解か?