2013年1月7日月曜日




映画『桃さんのしあわせ』 日本、中国の予告編

 久しぶりに中国映画を観た。老いの終末を、何処にも、誰にも有る日常の香港のアパート生活、養老院、家族愛を自然な描写で描かれていた。10余年中国で生活し、彼らの日常生活を思い出し、何故かしら涙が溢れでた。中国人のストレートな優しさが滲み出た映画だ。食事、プレゼント風景が多く映し出されたが、常に相手を思いやる、小さな仕草が郷愁を呼ぶ。主演の劉德華のカラオケは良く歌った。彼の中国での人気は若者の心を引きつけている。上映されると、中国ネットで大いに話題となり、家族とは?親孝行とは?友人とは?、親戚とは?等、人間本来の感情を呼び起こした。

ストーリー
60年間、同じ家族に仕えてきたメイドの桃(タオ)さんが、ある日脳卒中で倒れた。ごく当たり前に身の回りの世話をしてもらっていた雇い主の息子・ロジャーは、その時初めて、桃(タオ)さんがかけがえのない人だったことに気づき、桃(タオ)さんの介護に奔走することになる…。


キャスト


アン・ホイ許 鞍華)監督
中国人の父と日本人の母(大分県出身)を持つ。10代の頃、母が日本人であることを知り、当時の反日教育の影響もあって反感を持ったが、徐々に和解していった。代表作の『客途秋恨

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