2011年2月22日火曜日

今日、やまとみんと2頭をシャンプーに連れて行き、仕上がるまで、話題の映画を観た。【「太平洋の奇跡」1944年、太平洋戦争末期。サイパンに、アメリカ軍から“フォックス”と呼ばれ、恐れられた一人の日本人、大場栄大尉(竹野内豊)がいた。大場は47人になりながらも仲間の兵士たちと共に16か月間敵に立ち向かい、多くの民間人を守ってきた。やがて彼の誇り高き魂は日本人だけでなく、アメリカ人の心も動かしていく。】

作品イメージ作品イメージ最近観た映画「最後の忠臣蔵」、「武士の家計簿」に共通するテーマーの大和魂、武士道を考えさせられた。中国で長年生活をして来たが、外国人には理解困難な日本人の考え方、生き方。

 今回の作品では国家大義の為、サイパンへ出兵するが、終戦と成り、目的を見失った兵士達がなお且つ山の中から投降せずに踏ん張るのは生きて虜囚の辱めを受けず」で有ったが、投降の条件は、上司からの命令を受けて投降することに成ったが、写真は投降の威風堂々と高らかに軍歌を叫びながらの姿で有る。

 映画の中のワンシーンで、自決をしようとする兵士が家族の写真を見て、思い止まるシーンが有った。「夜と霧」のフランクルがアウシュビッツから生きる力を得たのは、家族への思いで有ることが思い出された。

 今回考えさせられたのは下記で有るが、もう少し、深く掘り下げ思考していきたい。
1)戦争という環境下で家族を残して、母国の為に現地へ赴く、兵士達の信念は?
2)終戦で目的を見失ったときの兵士達の信念は?
3)兵士達、日本人の武士道、大和魂とは?
4)大場大尉が非常時の中で仲間を統率出来たのは?
  
 先日のNHK「無縁社会」で人間が生きて行くことが出来るのは、自分と回りの関係「絆」が意識されることしかない、と言ってたが、多くの人々が生きる目的を見失い希望が見えづらい今日この頃、改めて、素晴らしき日本人の原点を見つめなおし、力強く明日を見据えたいと思った。

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