2011年2月27日日曜日


 今日、福島県北将棋大会に参加した。県内北地区の福島、保原、伊達等の10地方からの参加でA,B各クラスに分かれ、総勢100名の大盛況だった。今回、上位の強豪Aクラスで優勝出来た。4勝1敗の成績だった。

 中国での長期生活では中国将棋(象棋)を楽しみ、中国語が分からずとも、中国人と将棋を通してコミュニケーションが出来た。帰国当初は脳の思考回路が日本将棋を思い出せず、敗戦が続いたが、帰国3年経過し、やっと、日本に馴染んで来たようだ。


 先日、観た映画「太平洋の奇跡」で、日本に留学経験の有る、米国将校が日本人とはどのような人種かを説明する時に、ポケットから取り出した将棋駒で説明してた。
 
 日本将棋はチェス等の他国の将棋ゲームとは異なる、敵の駒を獲得した場合、味方の駒として、戦場に再投入することが出来、駒は捕虜の身で有りながら、元居た自国に向かい、敵方(捕虜国)の益の為、最大限に忠誠を尽くす。

 それ故、日本人は投降して敵方に捕虜に成るくらいなら、自決を選ぶ。以前、NHKテレビドキュメントで第二次世界大戦時、米国へ移民して米国国籍と成った、日系二世が、米国の為に忠誠心の証として戦場で勇敢に戦う姿が多くの米国人に感動を与えた。

 和を尊ぶ大和魂とは少し異なる武士道は上司への絶対服従を全うする。神風特攻隊、腹切りは外国人には理解できない思想で有る。この力強さが戦後の日本を復興させたのでは有るが、ここへ来て、その影で崩壊したものが、大きな問題として社会に噴出している。
 
 今日の日経新聞で、これまでのGDP(国内総生産)指標からGNH(国民総幸福)指標への転換の提言が、実際に実施して成功してるブータン国王王女からの記事を読み、感銘した。今後、詳しくGNHを調査,研究して行きたい。ビジネス、他の行動の成功への指針は”三方善”を基本に置く必要が有ると考えていて、正にマッチングした記事で有った。忠誠を見せる時だ」日系二世達は忠誠の証として軍隊に志願してアメリカのために戦う道を選んだ。

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