2011年7月22日金曜日

Amma's darshan


抱きしめの力
 私の息子の友人のFacebookでアンマを知りました。毎日、今、何をすれば良いかを考える日々ですが、アンマの純真な抱きしめが、その答えを暗示してると感じました。
NHKのクローズアップ現代でドナルド・キーンの日本人帰化のインタビューも感動しました。彼は日本人とは何かを、ずーと研究して来て、終戦時の高見順の日記の一文「私はこういう人達と一緒に住みたいし、死にたい」の文章に感動したと話してた。この一文が彼を日本人帰化の遠因と思わされた。
 
 

70年近くにわたり日本文学を幅広く研究し、世界に広めた功労者、アメリカ・コロンビア大学名誉教授のドナルド・キーンさんが、東日本大震災後、日本国籍を取得し日本に永住することを表明した。きっかけは、大震災による大きな打撃に苦しむ日本人と共に生きることで、これまでの日本への感謝を心から示したいのだと言う。その決意に、多くの日本人が勇気づけられた。18歳で「源氏物語」と出会い、その後、谷崎潤一郎や川端康成、三島由紀夫といった名だたる文豪とも親交を結び、日本文学に情熱を注ぎ続けたキーンさん。番組では、大震災後に日本各地の人たちからキーンさんに寄せられた感謝や激励の手紙を紹介しながら、日本を愛してやまないキーンさんの半生や、キーンさんをとらえて離さない日本の美しさとは何かに迫る。

下記に動画が有ります。

http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3065&ct=%E6%88%A6%E4%BA%89



www.amma-rainichi.org

来る人一人ひとりを抱きしめるという行為で世界中の人々から「アンマ(お母さん)」と慕われる彼女は、インド内外で津波や地震の救済活動をはじめ広範囲にわたる膨大な慈善活動を展開する慈善活動家としても知られています。

2007年アメリカCBSテレビが制作した番組「IN GOD'S NAME」では、世界でもっとも影響力のある12人のスピリチュアル・リーダーの一人として、ローマ法王、ダライ・ラマ法王らとともに紹介され、2005年にカンヌ映画祭に正式招待されたアンマを撮影したドキュメンタリー映画「ダルシャン」では2007年のシネマ・ヴェリテ賞を受賞するなど、国際社会の文化的、社会的な側面にも少なからず影響を与えています。

アンマは過去40年間で3,100万人以上の人々を抱きしめてきました。ときには40,000人以上の人を24時間以上かけて抱擁することも。アンマにとってはすべての人が自分と違うものではなく、どのような宗教に属していても、変わることなくその喜び悲しみ苦しみをともに分かち合い、惜しみなく純粋な愛をささげるのです。

アンマの活動は2009年秋からエンブレイシング・ザ・ワールド(ETW)と名づけられ、現在25ヵ国でこの活動は展開されています。 http://www.embracingtheworld.org/jp

ETW(エンブレイシング・ザ・ワールド)は、助けを求める人々の5つのニーズ(食物、住居、教育、医療、生活環境)に応え、いつの日かすべての人々が尊厳、安全、安心を得て平和に暮らせるようになることが願いです。

ETWのインドでの活動は、国連経済社会理事会の特別諮問資格を有するNGOである「MAマート」によって運営。日本での活動はNPO法人「国際チャリティ協会アムリタハート」によって実施されています。

2011年7月20日水曜日

 エコのグリーンカーテンのゴウヤの実が大きく成ってきた。
昨年は黒の寒冷紗を垂れ下げ、大いに効果が有ったので、更にゴーヤーカーテンの二重ブロックで室内の愛犬2頭は灼熱の夏を乗り切って欲しい。



 先のブログで記したが、先日、Facebookビジネス活用セミナーを受講して、いろいろと気付かされが、意識の差(着眼点の差)がビジネス、他の成功のキーだと考えさせられた。

 セミナー講師は無名の自分の会社のHPへのアクセスは殆ど無いが、誰もが興味を持つ(旬な物)キャッチコピー、SNSページから誘い込み、自分のHPに無意識に誘導させるのが秘訣と言ってた。
面白い文書を見つけたので、ご紹介します。




「能力の差は五倍、意識の差は百倍」

日本電産社長・永守重信氏

PCや情報家電等のハードディスク駆動用モーターで、
70%の世界シェアを誇る日本電産。
一代で社員数9万人の巨大グループを作り上げた
永守重信氏のインタビュー記事 
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人間の能力の差なんていうのは、
最大五倍くらいしかないですよ。
知能とか知識とか経験とかはね。


しかし意識の差は百倍あると私は言うんです。


それさえ頭に入れておけば、どんな人間でも成功できる。


      * *


東京に出張したときのことです。
取引先の担当者に、繁盛しているという
ラーメン屋に連れていってもらったことがあります。
外観はごく普通のラーメン屋でしたが、
私たちが店の前に立った途端、
中にいた若い店員がばーっと入り口まで走ってきて
ドアを開け、


「いらっしゃいませ」


と大きな声で挨拶をするんです。

そして席まで誘導してくれて、
私たちがラーメンを注文すると、
大きな声で調理場にオーダーを伝えてから、
人なつっこい顔で


「お客さんは関西から来られたのですか」

なんて話しかけてる。

私たちと話している間も入り口に気を配って、
客が店の前に立つと飛んでいく。

ラーメンはごく普通で、
味で繁盛しているというわけではないんですね。

つまり、他店と同程度の料金で
五倍おいしいラーメンを作ったり、
五分の一のスピードでラーメンを出すことは
まず不可能です。


しかし店員の意識を変えることによって、
お客の気分を百倍よくすることはそれほど難しいことではない。


この店が繁盛しているのは、ズバリ店員の意識の高さ、
すなわち経営者の意識の高さなんです。


おそらくこのラーメン屋の経営者は、
ラーメンの味にこだわる以上に
店員の意識改革にこだわっているのだと思います。


私の人材に対する考え方もこれとまったく同じです。
能力の高い人を採用するというよりも、
人並みの能力を持つ人材を採用して、
彼らの意識を高めることに全力を傾注します。


人より一歩だけ進歩しなさいと言います。
一歩だけで全然違う世界を経験できる。

性能でも、ベストを追求してはいかんと言うんです。


ベストを追求すると、ものすごいコストと時間がかかります。

ちょっとでいいんです。

競争相手よりちょっとだけ早い、
ちょっとだけいい、ちょっとだけ安い、
それで十分だと。

それで世界一になれる。
ちょっと一歩。
だから十分早くする。

それでいいんですよ。

それを三十分も一時間も早くしようと
思うから続かないんです。


成功の秘訣なんてないんです。

だれでも出来るほんの一歩。

しかしだれでも出来るけれど、九割の人がやっていない。
一割しかやっていないんです。


2011年7月19日火曜日

なでしこジャパン 世界一の表彰式!澤が"得点王"&"MVP"

おめでとう!! 感動をありがとう! あきらめない、
絵顔のPK前スクラム,勇気をありがとう!!

あきらめないと奇跡がおきる! 隠れた普段の地道な努力。

ガンバッペ福島!! チームの絆、福島県民、日本国民の絆

あきらめない試合内容  
身長差10cmをカバーする全員一致の力強いパスワーク

前半45分 日本0:米国0  
圧倒的な米国の攻撃だが、キーパー海掘あゆみ、全員で阻止。
米国 12 シュート
日本  5 シュート

後半45分 日本1:米国1  
米国に先取されて、後り9分で得点、同点、延長戦へ
米国  7 シュート  後半24分 モーガンが得点
日本  5 シュート  後半36分 宮間が得点  

延長前半15分 日本0:米国1  
マークしてた長身のワンバックのヘデイングで得点   
米国  5 シュート  14分 ワンバックが得点
日本  1 シュート

延長後半15分 日本1:米国0  
誰もがあきらめかけた残り3分に、入念なコーナーキック前の沢と宮間の作戦通りに、沢が飛び出して、どの様にキックしたか、モニター画面を何度も見てもよく解らない、ハイテクニックの後方斜めシュトで同点に。
米国  3 シュート  12分 沢穂希が得点
日本  3 シュート

PK戦 
米国の第一シュートをキーパー海掘あゆみが体を投げ出し、かろうじて足で跳ね返し、流れを掴み、最年少の熊谷沙希のキックで優勝をゲット。
米国先攻 X、X、X、O
日本後攻 O,X,O,O

2011年7月17日日曜日

震災復興へのFacebook活用術セミナーの開催
 
 昨日、友人からの紹介で、下記のセミナーに参加した。友人の二人(兄弟)も参加し、会場で歓談した。

 先日は友人兄弟の父親と仲間で、震災復興で疲弊した経営を明るく元気にする毎月開催のビジネスクラブの第一回の集まりを立上げ、開催したが、今回のセミナーは青年が主体の25名程の受講者だった。

「Facebook活用術」 講習会 主催:保原町商工会
http://www.f.do-fukushima.or.jp/hobara/2010kakushin/
震災時に力を発揮した「Facebook活用術」を開催します。
フェイスブックって何?流行っているけど登録しようかな?
他社ではどう使ってどんな成果を上げてるの?といった疑問にお答えします。 
日時:平成23年7月16日(土)   第1部 13:30~15:30
「つながろう福島フェイスブックを始めよう講座」
~フェイスブックの登録から基本的な使い方まで~  
まだフェイスブックを登録していない方や登録を検討している方を対象に、フェイスブックの基本を学びます。

第2部 15:45~17:45
「風評被害に負けるなお客様との絆を築くフェイスブックビジネス活用法」~他社の事例紹介や活用方法について考える~
フェイスブックの活用法や、他社の活用事例紹介など
ビジネスでの使い方などを学びます。

場所:保原町商工会2F大研修室
講師:株式会社グリーゼ 福田多美子(ふくだたみこ)氏
参加費:無料
株式会社グリーゼ様では、東日本大震災の被災地を支援するための
チャリティーセミナーを実施しており
、今回、被災地であるここ福島県の皆様のために少しでもお役に立てればという趣旨で、我々の支援のための講座を開催していただくことになりました。
 関連リンク:http://www.f.do-fukushima.or.jp/hobara/facebook.pdf

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 セミナーの受講者は、商工会で以前開催した、経営革新塾に参加した方が多かった。
http://www.f.do-fukushima.or.jp/hobara/2010kakushin/gaiyou.html

講師は小宮山真吾
■プロフィール
2000年よりホームページ制作業、コンサルティングを行う。
2004年よりネットショップ売上ノウハウに関する講師を担当し、東京・大阪・福岡・秋田・高知など各地で売り上げアップの為の連続セミナーを開催。講座にコーチングを取り入れ、受講生の問題解決に活かすそのスタイルは、内外から高い評価を受け、講座開催オファーが後を絶たない。
PC関連のソフトウェア・システムに精通しており業務効率を飛躍的にアップする。
2003年2005年上毛新聞ホームページコンテスト一般投票グランプリ受賞
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 セミナーは言うまでも無いが、講師の資質が重要であるが、今回の福田多美子 講師は解り易く、飽きさせない講義で、絵顔の素敵な美人講師だった。
彼女の会社グリーゼの社長の込山民子さんのプロフィールを拝見すると、推測だが、両者はF社の同期で流通システム関係の業務で知り合いと成り、意気投合して、独立起業したと見える。F社の私の同期の仲間の部下だったと推測する。両者とも美人なので、必ずや我が同期は思い出すはずだ。後日、問合せて見る。当時の仕事ぶり、他の情報が楽しみだ。

 彼女達が独立した2000年の頃は丁度、F社の経営も困難の兆しが有り、多くのリストラ(企業再編成)を断行しており、私も1994年にF社の
中国大陸での現地化生産の会社設立で現地南京へ赴任した。10余年の海外赴任生活はF社の中でも珍しい。当時は現在のインターネットのインフラは無く、日本もそうだったが、ソロバン、電卓、ポケベル、ワープロの業務環境だった。彼女達は将来のネットの世界を見据えて、起業したのは素晴らしい。当然ながら、彼女達の能力が有って、始めて起業できるのだが。F社の通信、流通部門はその後、上海、蘇州、常州に生産拠点を展開したが、上手く行って無い。

 今回の震災でもSNSは携帯電話が通じない環境で大いに力を発揮した。今回の参加者で、既にHP等を開設してネット販売を展開してる方も数名いた。講師も言ってたが、如何に自分のページにアクセスするかだが、直接、自分をアピールしても、誰も振り向かないが、誰もが興味を持つものから誘導して、自分のページに引きずり込む。

 先のブログで紹介したが、被災地に故郷を持つ東京の大学講師が「ふんばろう東日本プロジェクト」http://fumbaro.org/を立上げたが、被災者、支援者の双方の顔が見える安心できる、必要な物が、直接被災者へ届く素晴らしいサイトだ。

 今回の参加者の大半は自営業を更に発展させる、又は、原発風評下の環境で、なお且つ、最近NHKでも取り上げられる全国版化した伊達市、伊達郡、保原町、の自営業
の経営者の方々だ。サバイバルを掛け、日夜、悪戦苦闘してる。

 SNSは投資金額が極少でリスクが少ない経営ツールだ。今回のセミナーはいろいろと気付かされことが多く良かった。経営は3方善(自分、相手、第3者)を常に意識して、目先の利益に囚われず、バランス良い関係を保ち、目的達成努力の過程で築き上げた絆が、将来を明るくする。今回の2人のスピンアウト美人を観ていて、そう確信しました。

 保原の青年の商工会の集まりに始めて参加したが、必ずや保原は元気な街に復興すると、参加者の真剣な発言、絵顔を見て安心しました。私も彼らの為に微力ながら支援をさせて頂きます。
■プロフィール 福田多美子

株式会社富士通ターミナルシステムズ(現、株式会社富士通フロンテックシステムズ)にて、金融ターミナル、流通ターミナル系ソフトウェアの取扱説明書の開発・執筆に従事

テクニカルコミュニケーション試験2級(現在の上級編)に合格

各種ライティング及びWEB制作等のフリーランスを経て、2004年に有限会社ウィンアンドウィンネットに入社

2004年:Pre*Pro School (プレ*プロ スクール)スタート
「マーケティング・ライター育成講座」にて、「わかりやすい文章を書く編」「伝わる文章を書く編」「ビジネスメールを書く編」など6つの講座の講師を担当

「All About Japanスーパーおすすめメールマガジン」の部門賞を受賞

2006年:企業向けメールマガジン執筆請負「コトバの、チカラ」スタート(運営管理責任者)
各種業種のメールマガジン、コンテンツ制作を請け負う

「日本ネットライター協会」スタート(運営副委員長)

2007年:デジタルハリウッド株式会社にて「Webライティング講座」講師を担当

2009年:ラジオNIKKEI「「不安解消! 社会人の燃えるメール塾」担当
日本流通産業新聞社発行 週刊「日流eコマース」にてふくだたみこの「売れるメルマガ講座」

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人間関係相関図

下記サイトを偶然見つけたが、会社グリーゼは何故、沖縄に事務所が有るかが、解ったような気がしました。


素直にそっと、大好きと言ってみよう!慣れてきたら、はっきりと、大好きと言ってみたいな!!

下記の文章に目が止まりました。

「“大好き”はなぜ嬉しいのか」
       
       
            山元加津子(特別支援学校教諭)

             
私は特別支援学校で理科の教員をしています。
 そこで出会った子供たちは、私にとって
 かけがえのない大切な存在だといつも思っています。

 去年の夏休み明けにある男の子が
 とても面白い研究をしてきてくれました。

 
 それは用意したプリンの容器の一方に
 「大好き」や「ありがとう」とか嬉しくなる言葉を、 もう片方には「嫌い」とか、あまり言いたくないけど
 「死ね」とかいう言葉を書いて中にご飯を入れ、
 それぞれの容器にその書かれた言葉をかけ続けたそうです。
 
 どちらがどんなふうに傷んでいくかという研究を
 してくれたんですね。


 写真で見ると「大好き」とか「ありがとう」と書いた
 容器のご飯は発酵を始めたのか黄色になっていたのですが、 「嫌い」や「死ね」と書いてある方は真っ黒になっていて、
 嫌な臭いまでしたそうです。

 
 私は科学的なことはよく分かりませんが、
 それでもはっきりしたことは、
 ご飯一粒でも大好きって言われたらすごく嬉しくて、
 嫌いだって言われると悲しくなって、
 消えてしまいたくなるんだろうなということです。



「かっこちゃん、大好きは嬉しい?」

前に勤めていた学校にいたシュウくんが、
ある日突然こんなことを聞いてきました。

私は、


「大好きは嬉しいね」


と答えたら、今度は


「嫌いは悲しい?」


って聞くんです。


「そうだね、嫌いは悲しいね」


と言ったら、畳み掛けるように


「大好きはどうして嬉しいの」


って聞いてきました。


 私、そんなことはいままで考えたこともなかったので、
 
 
 「そうだね、どうして嬉しいのかな。
  もし分かったら教えてね」
  
 
 って、ずるいんですけどそう言いまいた。
 
 自分なりにどうして大好きは嬉しいのかなって思った時、
 ご飯粒一粒だって大好きっていう言葉が嬉しいのだから、
 私たち人間だって大好きという言葉が
 嬉しくなるようにつくられているのかなと、
 そんなふうに考えていました。




2011年7月15日金曜日

                 
福島日中文化交流会の集い

先日、古関裕爾記念館で定例の集まりが有り、参加しました。

 3月11日の大震災、原発の水素爆発で、17日に中国領事館が手配したバスで県内の中国人は一時、新潟県に避難し、その後、多くの中国人は母国に帰国しました。


 現在は多くの中国人が福島へ戻ってきております。会員の福島大学大学院の中国人留学生も福島に戻って来ました。彼女の言で「震災当日は余りの恐ろしさに、死ぬかと思いました。生きてることへの感謝を思い、自分の理想の道に進むべく日本に戻って来ました。内モンゴルの家族は貧しいので、奨学金を頂き、日本で勉強したい。宜しくお願い致します。」素晴らしい志を持った中国人若者です。

 私も中国在任中は内モンゴルへ2度、行きましたが、大草原、満天の星空、遊牧民族のパオに泊めてもらい、馬に乗り、草原を満喫しました。第二外国語で日本語を学ぶ学生も多く、
片言の日本語が話せます。信仰の相手は一般中国人家庭で良く見る、釈迦、観音、毛沢東の写真の代わりにジンギスカンの写真を祭ってました。大きな企業も無く、貧しい地帯でした。

 今回の大震災で、皆、それぞれの人生が大きく、本人の意思とは無関係に、転換させられました。私の以前、勤務してた伊達市保原町の会社の中国人友人は、現在、東京、大阪での新たな仕事探しをしており、福島を離れるそうだ。

 生かされていることに気づき、感謝し、毎日を明るい希望ある福島、日本復興へ思いを馳せ、出来るところから、行動を起こさねばと、再認識させられた会合でした。

 明るい明日をイメージさせてくれる、フルートー、ピアノの透き通る演奏に心を洗われ、生きる勇気を貰いました。

 後日、別の会合で現在の疲弊した福島をどのように復興させるかの歓談会の集まりで、友人の発言は力強いものが有りました。友人は自営業で「各、事業者は苦しい環境下で有るが、自ら犠牲を払い、一人でも多くの被災者を雇用する運動を展開したい。多くの若者が福島県を離れて行く現実に対して、少しでも踏み止まらせることが出来るのは我々ロートル経営者の責任。単なる自活の視点だけでは無く、明日の日本創り」

 先日のブログで記載したが、池上彰は被災地の子供達の授業で「明日の日本を創るのは、君達の世代」と言ってたが、子供達が自立できるまでの基本的環境を作るのは我々、団塊の世代の責任重大と気付かされました。

 今回の大震災で携帯電話が繋がらない等で、大混乱したが、それを救ったのがSNSの力だった。明日は保原町商工会主催のセミナー「Facebook活用術」を勉強に参加する予定だ。

2011年7月7日木曜日

KA (1/12)

黒い雨
昭和20年8月6日午前8時14分30秒。ヒロシマが消えた。人も街もすべてを灼きつくす一瞬の閃光。青空をおおう暗雲から大粒の「黒い雨」が降る・・・。
広島に近い疎開先で黒い雨を浴びたがために、人生を大きく狂わされていく20歳の矢須子(田中好子)。そして、彼女にそんな運命を
背負わせてしまった責は自分にあると自らを責める叔父の重松(北村和夫)。終戦から5年、重松の故郷である広島県小畠村を舞台に、決して収まることのない被爆という心身の瑕を負った矢須子を始めとする村人たちのドラマ。戦争、原爆の罪深さがテーマとはいえ、凄惨さ、悲惨さばかりを描くのではなく、庶民の生活から醸し出されるユーモアと哀歓を前面に出そうとするところが今村昌平の持ち味。生きることとは何なのか。巨匠がその意味を改めて問いかけます。
1989年/日本映画

原作   井伏鱒二
監督  今村昌平 
出演者 田中好子、北村和夫、市原悦子、沢たまき、三木のり平、小沢昭一、小林昭二
音楽  武満 徹 
 
 先日、福島フォーラムで映画「黒い雨」を観た。
私の大好きな武満徹の音楽だった。モノクロの重たい映像に、彼の音楽は非常に効果的にマッチングしてた。
我が住居の伊達市は目に見えない、無臭で、常に身の回りを漂い、暗黒の世界へと導いているようだ。

又、千葉で求めた書籍「チェルノブイリ報告」広川隆一を読んだが、「1986年4月に発生し、全世界の人々に衝撃を与えたソ連のチェルノブイリ原発事故。高濃度の放射能汚染に見舞われた現地とその周辺では、どれほどの被害が生まれ、住民はいま何を訴えているのか。白血病に苦しむ子ら、怒りをたた
きつける女たち。そしてヨーロッパ各地に広がる食品汚染への不安…。度重なる取材にもとづく貴重な報告。」

この中に有る、「ナージャの村」、「アレクセイと泉」は近日中にフォーラムで放映されるが、本橋成一監督、やはり好きな作曲家の坂本龍一の音楽だ。

又、先輩からの本の抜粋コピー「知事抹殺」の東京電力福島原発の内部告発記事は衝撃的で、今回の原発事故は人災で、起こるべくして起きた、後世まで影響する大事故で有ることを記述されていた。

昨日のテレビで池上彰の被災地での小学生への特別授業は”子供達へ伝えたいこと”のテーマで戦後、日本はどの様に復興したかを、歴史に学ぶ、貴方がたの祖父母、両親はどのように努力したかを解り易く説明していた。

始めに2枚の写真を見せた。子供達は何もない情景を松島、今回の震災、津浪の写真だと言った。写真は広島原発被災後、東京大空襲後だった。全く、現在の被災地そのもの光景だ。

3ケのキーワード ①農地解放、②財閥解体、③傾斜生産 で説明した。
①大地主所有から私有地化による、私有財産増加のやる気の創出
②企業分割による競争原理、若者の台頭による長期ビジョンの策定。現在の老齢化した、国会議員、会社経営者では無理。
③エネルギ製造にあらゆる資源(物、金、人)を集中させて、スピードアップ、新たな産業、雇用の創出。
これらを実現できるのは君達、若者しか出来ない。勇気と夢を持って、生きて欲しいと話してた。

今回の大震災と戦後の復興では何が違うかを考えてみた。
戦後の日本はアメリカからのGHQの指導、管理下で有無を言わさずの大改革の実施に有ったと思う。アメリカは日本の軍国主義、帝国主義を競争原理の資本主義、民主主義へと改革した。これにより、戦後の日本は日本人の勤勉んさも伴い、大いに発展したが、その陰で、多くのものを失った。日本古来の誠実さの教育、伝統、文化等。

今日の国会中継を観たが、この非常時に対する日本政府の対応は本当に復興出来るのか大いに心配だ。責任追及、批判の議論をしてる余裕はない、良いと思われる制度改革、法律改正は断行すべきで、走りながら、不具合は修正すべきだ。強いリーダーシップが急務だ。

今日の昼、三者会議を行った。全国の青年にネットワークの有る若者、地域に密着した活動を展開してる若者との今後の被災地、被災者支援、地域へのボランテイア活動をどのようにするかの案を作成した。近日中に関係者に説明して、出来るところから始めて行きたい。ボランテイアの基本姿勢は主体で有る被災者の自立支援で、寄り添い、お手伝いの精神だ。

3方善の概念を忘れず、ボランテイア活動を通して、被災者、弱者と支援者と、取り巻く第三者が共に幸せを感じることが出来、発展できる活動ができたらと、思う。