2012年2月21日火曜日



福島県伊達市の子供達は震災、放射能汚染と戦ってます。
一部の小学校は校舎が地震で被害を受け、安全な中学校で授業を受けてます。ある高校は校庭内の仮設校舎で授業を再開し、受験、就職活動を進めてます。

 以前のブログで紹介しましたが、先月末は放射能汚染で、校庭で遊べない、プールに入れない、毎日、マスクをして登校をしてる小学生70数名のいわきハワイアンズ移動教室の引率ボランテイアを行いましたが、特殊学級の生徒さん達からのお礼のお手紙を頂きましたが、
今回、6年生達からのお手紙に返事を出しましたら、校長先生から返事が来ました。その中で素晴らしい下記の一文がありました。ハワイアンズでは同室でいろいろと話しましたが、良い生徒を育てるのは、リーダーのポリシーが大切と感じました。

『本日、明日と、子どもたちは、学力テストです。
例年この時期、1年生から6年生まで実施しています。
我が校の子どもたちは、とてもがんばっていて、
例年、ほとんどの学年で偏差値50以上の結果を出しています。

私の思いとしては、本人の持てる力以上の結果であれば十分と考えています。
偏差値が50以上いかなくても、
本人が努力していることが結果として出ていれば………
このことを一番大事にしたいと考えます。
反対に、50以上の素晴らしい偏差値でも
本人の努力が見られないようであれば
だめだと思います。

マスコミや世間では、どうしても数値だけが一人歩きします。
一人一人の子どもの姿が、平均という表現で消えてしまいます。

私たちは「平均」で生きているわけではないのに。


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