2011年6月23日木曜日

映画『100,000年後の安全』「100,000年後の安全」
http://www.forum-movie.net/fukushima/index.html

 福島 フォーラムで噂の原発を考える映画を観た。

 原発は天然ウランを濃縮処理して発電するが、天然ウランは有限天然物で有り、長期的に見れば、いずれは原発は成り立たない。しかし、既に存在する原発からの放射線廃棄物は増加傾向に有り、なお且つ、廃棄物から発散する放射線が完全に消滅するには、途方もない時間を要する。これが、人体、自然界に及ぼす多大な悪影響は図りしれなし。これを永久的に安全に処理することを行っている国はフィンランドの1国のみで有る。

 科学者は完全に廃棄物放射線が消滅する期間を10万年と予測し、安全に処理する方法は地震等の自然災害の少ない場所に地下深く埋める作業を行っている。

 科学者が一番心配してるのは数万年後の人類が興味本位で掘り起こすことで、映画の殆どがこれの議論だった。将来の人類に掘り起こしてはいけないのメッセージは言葉も変化してる将来にはイメージイラストが良いと検討してる。しかし、最良の方法は忘れることが一番と考えてる。偶然に掘り起こされる確率は非常に少ないとの考えだ。

 現在の世界は戦争が無くらない、エネルギーが必要だ、CO2を発生させないのは原発だ。リスクはあるが、当面の世界の進歩には原発が必要だ。廃棄物の処理を真剣に考えずに目先の発展、利益にとらわれて、原発を増強し続けている。人間の本能のままの行動の結果が戦争、自然破壊、原発だ。最も重要な人間の尊厳も奪い取る荒廃した世界、地球に突き進んでいる。

 我が国の福島原発事故は、世界の中で最も賢明だと評価されてる人類の日本国で発生した。これは偶然に発生した事故ではない。世界を正しい方向へリードすべき、牽引してほしいと、大宇宙は日本国、日本人に要求している。単なる、福島、日本の再建、復興の視点では無く、宇宙をどのように救うかの視点で真剣に今回の事故をとらえるべきだと、今回の映画で気付かされた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9
「現在、高レベル放射性廃棄物の最終処分場を持つ国は、フィンランド(ユーラヨキ自治州のオルキルオト島のオンカロが2012年から100年間稼働予定)のみであり

・長半減期核分裂生成物 LLFP(ヨウ素など
半減期7000年前後のもの

・放射性廃棄物の問題は、扱っている対象が放射能を持つ放射性物質であるという事実である。


 放射性物質の中には、半減期が極めて長いものも存在する。放射性物質の量は半減期を経過すると元の半分になるが、残った放射性物質がさらに半分(つまり元の1/4)になるのにも、同じだけの期間が掛かる。たとえば、半減期が約12年であるトリチウムの場合、24年後に崩壊が終わり消失するわけではない。

 トリチウムは、12年後に元の量の50%、24年後に25%、36年後に12.5%…と量が減っていき、同時にトリチウムが崩壊してできる安定同位体、ヘリウム3が生成されていく。 

  ウラン等の原子番号の大きい物質は、崩壊後の物質も放射性物質(娘核種)になるため、含まれる全ての放射性元素が崩壊を終え、鉛などの安定同位体に落ち着くまでは、非常に長い期間を要するものもある。」

   




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