今晩のNHKクローズアップ現代は震災時のパニック状況下でなお且つ、他を思いやる日本人の態度、行動の遠因のヒントが有った。
欧米諸外国は生きがいは自己実現、等の哲学的観点から語られて来たが、日本は家族、地域社会との絆が生きる源泉と成っている。これは、島国から来る、他を意識しないと生きていけない環境下の日本人の特有な風土で、「菊と刀」の恥の文化、村八分、等の基本思想で有るが、神と対峙する欧米諸国に対する、自然との共生の日本、アジア思想。
国家レベル、県、市町村が行政的に幸福を実現するには、客観的な数値化が必要なのか知れないが、幸福感とは客観化出来ない個人的なものだが、取り組み、考え方としては一考に値する。
国民総幸福量(Gross National Happiness, GNH)は、1972年に、ブータン国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクが提唱した「国民全体の幸福度」を示す“尺度”である。国民総生産 (Gross National Product, GNP) で示されるような、金銭的・物質的豊かさを目指すのではなく、精神的な豊かさ、つまり幸福を目指すべきだとする考えから生まれたものである。現在、ブータン政府は国民総幸福量の増加を政策の中心としている。政府が具体的な政策を実施し、その成果を客観的に判断するための基準にするのが主な用途で、1990年代からの急速な国際化に伴って、ブータンで当たり前であった価値観を改めてシステム化する必要があったという。
2007年に初めて行われたブータン政府による国政調査では「あなたは今幸せか」という問いに対し9割が「幸福」と回答した[要出典]。
GHQ(荒川区民総幸福度)の向上を目指して
2011年 6月 2日(木)放送
政治 話題・ブーム
幸せのモノサシ
~指標づくりの模索~
(NO.3050)
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