2011年3月15日火曜日

3月11日(金)
 大地震の当日、午前中はボランテイア基礎講座の第4回で、今回で終了なので、受講終了証書を貰った。午後は13日予定のセミナーの会場作りに行った。後日、このセミナーは地震対応の為、中止と成った。帰宅すると大地震に遭遇した。地震内容はブログ参照。

 今回の講座内容は車椅子の体験。車椅子に初めて座った。坂路では介助者は車椅子の重量を支える為、後ろ向きに降りた。前向きだと重量を支え切れずに危険で有ることを体験した。段の有る所では車椅子下部の支柱を踏み、前輪を上げるが、視界が空を向き恐怖で有る。階段は前輪が段に載るが後輪は載せることが出来ずに無理で有る。

 車椅子に座ると進行は全て介助者に委ねることに成り、介助者の意思任せで有り、不安で有る。介助者は頻繁に声をかけ「右に曲がります、段があります」等の声掛が必要。目が見えない、歩くのが不自由等の体の不自由な人に対しての介助は声掛が非常に大切と痛感した。常に相手の気持ちを察することが必要だが、体験しないと分からない。又、声掛は勇気がいるので、習慣化が必要と感じた。

 講座終了後に皆様と伊達市社協の職員の手づくり汁と会費500円の弁当で会食を楽しんだ。折角、知り合いになれたので、次回、会合を持ち、今後どのようにボランテイア活動を実践するかの開催日時を決めて解散した。有意義な集団学習でした。皆様ありがとうございました。

 今回の学習は体験学習だったが、体験して初めて知る、実感することが有ることの重要さを学んだ。又、体が不自由、認知症、他病の人、弱者は物体では無く人間で有る。人間を介助、看るとは、基本に人間の尊厳を意識することが重要と考えさせられた。人間の尊厳とは何か?後日のブログで考えたい。

 

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