http://www.youtube.com/watch?v=8GqwgVy9iN0 アクセス数 416,434
「あれが駄目だ」、「これが駄目だ」、「最初からこうしておけば良かった」etc..
こんな程度の”解説”は、我々でも、ニュースキャスターや新聞記者程度でも出来るし、ある意味、新橋の居酒屋で飲んでるサラリーマンでもできる。平たく言えば、「誰でも」できるのだ。
しかし「今後こうすべきだ」を言える人となると数は相当限られてくるし、更に更に、「最終的な解決にはこれくらいの期間を要し、その為の解決ステップはこうで、更に財源はこうすれば工面でき、技術及び財政的な全体整合性が保たれる」・・ここまでの問題解決策を描ける人間は、一国でも数える位しかいまい。
おまけにそのアイディアを、各国の人間に共感を持たせてコミュニケーション出来る人間となると、もはやこの日本では、「数人」しかいないに違いない。その一人が大前研一であることに異論はあるまい。内容の好き嫌いはあれど。
3月25日 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0324/TKY201103240465.html
東京電力福島第一原発の事故は、放出された放射能の推定量からみて、国際評価尺度で大事故にあたる「レベル6」に相当することがわかった。すでに米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る規模になった。局地的には、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に匹敵する土壌汚染も見つかっている。放出は今も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがある。
経済産業省原子力安全・保安院は18日、福島第一原発の1~3号機の暫定評価を「レベル5」と発表したが、今後放出量の見積もりが進めば、再検討される可能性が高い。
東京電力福島第一原発の事故は、放出された放射能の推定量からみて、国際評価尺度で大事故にあたる「レベル6」に相当することがわかった。すでに米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る規模になった。局地的には、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に匹敵する土壌汚染も見つかっている。放出は今も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがある。
経済産業省原子力安全・保安院は18日、福島第一原発の1~3号機の暫定評価を「レベル5」と発表したが、今後放出量の見積もりが進めば、再検討される可能性が高い。
「飯舘村は避難が必要な汚染レベル。チェルノブイリの放射能放出は事故から10日ほどでおさまったが、福島第一原発では放射能が出続けており、汚染度の高い地域はチェルノブイリ級と言っていいだろう」と指摘した。
金沢大の山本政儀教授(環境放射能学)によると、1メートル四方深さ5センチで、土壌の密度を1.5程度と仮定すると、飯舘村の1平方メートルあたりのセシウム濃度は約1200万ベクレルに上る。チェルノブイリの約20倍。「直ちに避難するレベルではないが、セシウムは半減期が30年と長い。その場に長年住み続けることを考えると、土壌の入れ替えも必要ではないか」と話した。
長瀧重信・長崎大名誉教授(被曝医療)は「チェルノブイリ原発事故後でも小児甲状腺がん以外の健康障害は認められず、すぐに健康を害するとは考えにくい。高い汚染が見つかった地域では、データをもとに住民と十分に話し合って対応を考えてほしい」と話している。
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