2011年3月18日金曜日

3月18日(金)14:00 被災から1週間経った

 幸いに当地は昨日、市内の水が開通したので、入浴した。本日は風が強いが、快晴なので一週間溜まった衣類を何回も分けて洗濯干した。食料、必需品も市内の小売店で調達できる。玉子は養鶏場管理の自動販売機で調達した。牛乳は何処でも調達出来ない。
 近所の屋根瓦の補修が始まったが、多くの家屋
の瓦が破損したので、業者は順次の補修作業と成る。

 伊達市役所のニュースで下着、衣類が避難所で不足を見たので、今朝、市役所へ自分、妻の衣類20枚程を届けた。市役所は多くの方からの支援物資の受け入れで混乱してたが、”ありがとうございます”の返事があり、職員の温かみを感じた。帰途、昨日、ボランテイア登録した福祉センターへ行ったが、高校生らしき若者が数人、受付していた。職員の話しでは市内避難所でどのようなニーズ、人員が必要か調査中で、指示を待ってるの話しで、行政の対応の混乱に不満で有る。

 市内の9ケ所の避難所で南相馬地区から1600人程を受入れてるが、我が家から一番近い避難所に電話したら、屋根の損傷が激しいので、別な避難所へ移動したと言ってた。この場所は普段、地域の人の為の入浴施設が有るが、現在は避難者のみの入浴対応をしてるとのこと。

 現在の最大関心は原発の放射能漏れ、ガソリン安定供給時期で有る。
福島県はHP(http://www.pref.fukushima.jp/j/で1時間おきに放射能測定値を公表してる。
福島市11.0マイクロシーベルト(3月18日11:00現在)

伊達市内放射能測定値
伊達市HP (http://www.city.date.fukushima.jp/
7.35マイクロシーベルト(3月17日22:20現在)
「参考:胸部CTスキャン1回の放射線量は6.9ミリシーベルト(6,900マイクロシーベルト)、エックス線検診は50マイクロシーベルト)

1時間当たりの放射能数値で被災地から80KM離れてる当地では人体影響の問題ない数値で有る。ちなみに計算すると、一日で約180Mで(エックス線検診の3回分)、1ケ月30日
で約5,300Mで有り(CTスキャンの1回弱)、ズート1ケ月間、屋外に居てもなおかつ、CT検診1回のレベルより低い数値で有る。テレビニュース報道では単純に人体に影響が無いと言ってるが、具体的にこのような数値を示し、安心させる必要が有る。東京から南相馬被災地へ物資補給のトラックが被爆を恐れて、途中で引き返したの報道は、救援物資を待つ被災地の人々を大いに落胆させた。

 今、ニュースでは破損原子炉への放水が再開したと言ってる。放水は暫定処置で、恒久対策の自動給水ポンプの迅速な復旧工事が望まれる。福島県民は被爆危険にさらされており、県外への脱出が相次いでるとの報道が有る。私もこれ以上の事態が悪化した場合は、妻、愛犬2頭だけでも、東京で暮らす子供達、妹達の傍の千葉宅へ非難を考えてる。私は福島の我が家が更なる地震での崩壊が心配、地域への支援等で止まるつもりだ。

 ガソリン不足も深刻で、今朝も近所のガソリンスタンドが給油の情報で、朝はやくから、長い渋滞が3方向で始まった。テレビ報道ではガソリンタンクローリの多くが、被災地へ向かってると言ってたが、計画停電の計画無しの指示で東北高速道路の茨城近辺のゲートが停電遮断で4時間待ちの車渋滞で被災地へ向かえないと、馬鹿げた報道が有った。

 ガソリンは来週後半には復旧すると信じ、今は我慢、昨日、購入した自転車で人力で行動する。健康の為にも良い、とポジテイブに考えるしかない。半年止めてたタバコ開始の本数が又、増える。昨日、ビール購入して妻から叱られたが、殆ど晩酌をしてないが、今夜は飲まずにはいられない。

 テレビ報道の被災者の姿、被災者同士の助け合いは、日本人の大和魂、武士道気質を甦がえさせられる。毎日、川崎の息子から彼が調べたネット他の情報をメール、電話で知らせてくるが、ありがたい。

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