2011年3月29日火曜日

3月29日(火)千葉市 晴 気温10℃

給油状況
 先ほど妹の亭主が尋ねて来たので状況を聞いたが、千葉市は地震以降は3日程、ガソリンスタンドは補給待ちの車が行列したそうだが、今は平常に戻ってる。

 福島の我が家地域の保原はパン屋が行列してるそうで、妻は千葉宅前のスーパーから出来たてのパンを保原の友人に宅配便で送付した。到着まで3日程かかるそうだ。先ほど伊達市社会福祉協議会から電話があり、被災者のお宅の後片付けを行ってるが人手不足なので、補充人員の支援要請が有ったので、友人数人を紹介した。

計画停電
 我が家の千葉市若葉区は計画停電の対象地域だが、隣近所のお宅に、留守中の状況を尋ねたが、福島の我が家へ電話したが繋がらなかったと言ってた。又、計画停電はテレビ、新聞で案内が有ったが、一度も適用されなかったそうだ。

放射能の影響
 伊達市は水道水から放射能数値が基準値を超え、乳児の飲料を自粛通達が解除されてたが、昨日の検出数値は又、基準値を超え、乳児の飲料を自粛通達されたことをテレビ報道で知った。千葉銚子沖等の魚は風評で販売困難と成ってる。 経済産業省原子力安全・保安院は29日、福島第1原発の敷地内からプルトニウムが検出されたことについて「燃料に一定の損傷があって本来の閉じ込め機能が壊れていることを示しており、非常に憂える事態だ」との見解を示した。
原発は事故時の対処として、停止する、冷やす、閉じ込める、が必須で有るが、現在の状況は最後の処置さえ出来てない、非常事態。 

 先日のブログで紹介した大前研一(東京工業大学大学院原子核工学科修士課程を修了、アメリカ合衆国マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科博士課程に留学し、工学博士号を取得した。)の動画の中で、今後の原発被害の対応ステップは衝撃的な内容で有る。6年以上の対応処置が必要

1、非常手段で注水、冷却・・・・数日間:実施済
2、安定した手段で注水、冷却・・3年~5年間:注水ポンプへの電源繋ぎ込中で、未だポンプは停止中
3、建屋全体をテントのようなもので覆う・・・3ケ月後:放射能の空気伝搬を防止し、遠距離拡散の防御
4、クレーン等の修復、設置・・・~5年までに:これが復旧しないと、原子炉内等の重量物対処が困難
5、格納容器、カバー、圧力容器を外し炉心から燃料排出:上記クレーン稼働が必須
6、冷却プールから燃料棒の排出、海路、陸奥へ(数千本):非常に危険、慎重を伴う搬出、運搬作業
7、核分裂物資の除去
8、コンクリトーで永久封印・・・6年後?
9、汚染地域の縮小後、半永久的に立ち入り禁止区域とする。

千葉県加曾利貝塚
 犬の散歩コースで、毎朝行く静かな場所です。家庭菜園には春を告げる菜の花が咲き出していた。







1 件のコメント:

  1. 千葉は穏やかな感じですね。こちらもガソリン状況も緩みつつあります。

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